F1イギリスGPはタイトル争いの天王山? 元F1ドライバーのクルサード「とても重要な週末になるはず……」

元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンによるタイトル争いをここから楽しんでいると語った。

F1イギリスGPはタイトル争いの天王山? 元F1ドライバーのクルサード「とても重要な週末になるはず……」

 ウイリアムズやマクラーレン、レッドブルで活躍した元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のタイトル争いを心から楽しんでいるようだ。

 F1第10戦イギリスGPを前に、レッドブルはメルセデスを44ポイントリード。ドライバーズ選手権ではフェルスタッペンがハミルトンに32ポイント差をつけている。

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 F1と併催されているWシリーズの共同運営責任者でもあるクルサードは、今年のハミルトンは「これまでとは違う」と語り、タイトル争いへのモチベーションがかなり高くなっていると見ているようだ。

 またクルサードは、フェルスタッペンとレッドブルによって、ハミルトンのF1キャリアが伸びたと考えていると話した。

「私が観察した限りでは、彼が負けたここ2~3レースを見ると、これまでよりもずっと落ち着いていて、負けても寛大だった」

 そうクルサードは振り返った。

「彼がニコ・ロズベルグとチームメイトだった頃、彼は少し気が荒くなって、甘やかされて育った子どもや億万長者のドライバーのようになったりすることがあった」

「しかし今や、そんなところは見られなくなった。私が今年のタイトル争いで見たのは、エレガンスであり自信に満ちていて、これまでとは一味違うルイスだった」

「だからこそ、彼はこの挑戦を心から楽しんでいるのだと思う。もちろん、彼はタイトルを獲得したいと思っているだろうし、そう思わない人はいないだろう」

「しかし彼はこれまで、多くの勝利を収めてきた。彼があと2年の契約を結んだということは、それだけチャレンジ精神にあふれているということだと思う」

「今年、フェルスタッペンとレッドブルが彼のキャリアを伸ばしてくれたと私は心から信じている。もし今年タイトルを獲得できなかったとしても、冬の間に彼が心を痛めることはないと思う」

「彼は”チームとして成果を上げられなかったら、来年はどうすればいいのか”と考えると思う。彼は純粋なレーサーであり、レースを愛していると思う。今、彼が勝てないことが彼自身のキャリアを伸ばすことにつながっていると思う」

 またクルサードは、フェルスタッペンが3連勝中であることを受けて「メルセデスとルイスが今週末に成果を出さなければならないと感じているような気がする」と付け加え、イギリスGPはタイトル争いにおいてとても重要な週末になると語った。

「トト(メルセデスのトト・ウルフ代表)は明らかにマシンのパフォーマンスを信じているので、私はとても気になっている」

「チームは、ライバルと比較して自分たちのクルマがどこでうまく機能しているかを分析し、理解している。シミュレーションを実施して、天候やその他の様々な不確定要素を除いて、どこでパフォーマンスを発揮できるかを合理的かつ正確に把握しているだろう」

「だからこそ、メルセデスとルイスは今週末に成果を出さなければならないと感じているように思う。なぜならマックスは誰も怖がっていないし、天性のウイナーだ。彼は今まさに波に乗っていて、たくさん英国旗が振られていても動じないからだ」

「しかしルイスは、ナイジェル・マンセルのようにホームでの応援に反応し、それが自分の力になると心から信じているドライバーだと思う」

「チャンピオンシップにとって、とても重要な週末になると思っている」

 
 

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