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聴聞会を控えるベッテル、カナダGPの”一件”について多くを語らず

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聴聞会を控えるベッテル、カナダGPの”一件”について多くを語らず
執筆:
2019/06/21 7:39

フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、カナダGPで自身に科されたペナルティとフランスで行われ聴聞会についての質問に答えることを避けた。

 F1カナダGPを先頭でフィニッシュしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、レース中にコースオフした際に安全にコースに戻らず、後方から来たルイス・ハミルトン(メルセデス)の進路を妨害したとして、5秒のタイム加算ペナルティを受けた。ベッテルはこれによって勝利を逃すことになった。

 フェラーリは、カナダGPのスチュワードに対して再審を要求。この件についての聴聞会がフランスGPの金曜日に行われることになっている。

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 カナダGPの一件とスチュワードの判断について、フランスGPに先立って尋ねられたベッテルは、次のように語った。

「まず第一に、見直すには状況をもう一度確認して、別の見方をしてみることだ」

「僕らは、おそらく当時のスチュワードが持っていなかっただろう情報を持っていると思う。そして何が起きるのかを見ることになる」

 勝利を取り戻すことができると考えているか、そう尋ねられたベッテルは、次のように話した。

「分からない。でも、僕は2週間前と同じ意見を持っている。だから、何が起きるかを見守るつもりだ」

 今回の一件については、様々な方面から賛否両論の意見がもたらされた。これについて意見を求められたが、ベッテルはそれについて発言することはなかった。

 フェラーリはGPSデータとベッテル自身の証言を提示し、スチュワードに対して事件をもう一度見直させることを目指していると考えられている。それが有効なものであるのならば、決断が覆えされる可能性すらある。フェラーリにそれを実証するための証拠があるのかどうかを尋ねられると、ベッテルは「チームに聞いてよ」とだけ答えた。

 ベッテルはこの件について議論することを避けたがっていたものの、コースオフした当時に何が起きていたのか、それについては説明している。

 ベッテル曰く、コースオフした際にも、芝生の上でマシンのリヤを安定させるため、スロットルをコントロールしていたという。また、燃料を節約するために前のラップとはブレーキングポイントを変えていたという指摘についても否定した。そして、ホイール・トゥ・ホイールのバトルではなかったものの、ハミルトンのプレッシャーがミスを起こさせたと、ベッテルは主張する。

「僕はコースの中でも、悪い場所でミスを犯してしまったと主張できる」

「例えばヘアピンで同じようなミスをしたのなら、少しタイムを失うだけだっただろう」

 カナダGPの裁定は、レース中に個々の証言を得ぬまま下されたものだった。そのため今回の再審理は、ベッテルがスチュワードに対して意見を述べることができる初めての機会となる。

 そうすることが有効だと考えているかどうか、それをベッテルに尋ねると、ベッテルは次のように語った。

「その質問に答えることはできないと思う。イエスかノーか……それは状況によるんだ」

「たとえばピットレーンで速度違反を犯した時、スチュワードのところへ行って再び検証する必要があるかどうか……僕はそうは思わない。僕の言っていることは分かるよね? それは、場合によって異なるんだ」

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執筆者 Scott Mitchell