レギュレーション調整の真価は、マイアミGPでは分からない? クルサード「数レース様子を見る必要がある」
デビッド・クルサードは、F1ファンは新たなレギュレーション変更の影響を判断するにはマイアミGP以降のレースまで待つ必要があるかもしれないと考えている。
元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、F1のレギュレーション調整に対する期待を抑えつつ、ファンがこれらの変更が効果を発揮したかどうかを、間もなく開催されるマイアミGPで確認できる可能性は低いと主張している。
日本GPとマイアミGPの間のインターバル期間中、FIAとフォーミュラワン・マネジメント(FOM)は、かねてより問題視されていたエネルギーマネジメントと、オリバー・ベアマン(ハース)の鈴鹿でのクラッシュを受けて寄せられた安全性に関する懸念について各チームやその他の関係者と協議し、レギュレーションの微調整について話し合った。
レギュレーションの見直しについては合意に至ったものの、これらの変更がもたらす影響が完全に現れるには、数レースかかる可能性があるとクルサードは説明した。
「興味深いのは、マイアミでは、レーストラックの特性上、これらの変更による結果が必ずしも現れるとは限らないということだ」と、クルサードはポッドキャスト『Up To Speed』で説明した。
Oscar Piastri, McLaren, Max Verstappen, Red Bull Racing
写真: Sam Bagnall / Motorsport Images
「(マイアミは)低速から中速のコーナーが多いんだ。ドライバーやマシンが特別な走りを見せてくれるような、印象的なコーナーや象徴的なセクションはほとんどない。だから、数レース様子を見る必要があると思う」
「でも間違いなく、違いは出ると思う。それは確かだ。一部の人が興奮していたコース上でのオーバーテイクは減るかもしれない。だが他のドライバーが適切な位置にいて、ブーストモードを利用できるトリガーを得られた時に相手のパワーが減少するのは本当にオーバーテイクと言えるのだろうか?」
「それはパワーサージだ。そうだろう? パワー差が増えただけだ」
「コース上でのオーバーテイクは減るかもしれないが、その分より意味のあるものになるだろう。ドライバーがマシンをいかに良いポジションに持っていき、スリップストリームを捉えるかが重要になってくる。もちろん、ブースト効果は残るだろうが、それは以前のDRSの役割とほぼ同じだ。だから、私は楽観的なんだ」
マイアミGPは、5月1日から3日の開催。さらにその次には、ストップ&ゴーのジル・ビルヌーブ・サーキットが舞台のカナダGPが、5月23~25日に開催される。
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