写真:: Erik Junius
アルファタウリは、今季限りでチームを離脱するピエール・ガスリーの後任として、ニック・デ・フリーズを来季のドライバーとして起用することを発表した。デ・フリーズは来季がF1フル参戦デビューとなり、角田裕毅とコンビを組むことになる。
アルピーヌがガスリーの起用を発表してから9分後、今度はアルファタウリがリリースを発表。来季のドライバーとしてデ・フリーズを起用することを明らかにした。
デ・フリーズは2019年にFIA F2でチャンピオンに輝いたが、その後F1昇格の道がなくフォーミュラEに挑戦。メルセデスのドライバーとして、2020-2021シーズンのチャンピオンに輝いた。
そして先日行なわれたイタリアGPで、虫垂炎に見舞われたアレクサンダー・アルボンの代役としてウイリアムズから急遽F1デビュー。いきなり入賞を果たし、その去就に注目が集まっていた。
「2023年にスクーデリア・アルファタウリに加入することに、非常に興奮している」
デ・フリーズはそう語った。
「F1でドライブするチャンスを与えてくれたレッドブルとチームに感謝したい。F2の後、僕はモータースポーツの少し違う道を歩んできたが、F1は常に僕の夢であり、それを現実のモノにできたことに感謝している」
「10代のほとんどを、カートのためにイタリアで過ごし、自分の家にいるように感じていた。だからイタリアのチームに加われるのは素晴らしいことだ、イタリアのチームには家族のような雰囲気がある。皆んなに会えるのを楽しみにしている」
チーム代表のフランツ・トストは、まずはガスリーの移籍について次のように語った。
「ピエールとは素晴らしい時間を過ごした。モンツァでの勝利と、ブラジルとアゼルバイジャンで表彰台を獲得したことを、我々は決して忘れない」
「これまでの数年間、ピエールが我々のチームに注いでくれたすべての努力に感謝し、彼の将来がうまくいくことを祈っている」
そしてデ・フリーズの加入も歓迎する。
「ニックと新しい1ページを始めることができて、嬉しく思う」
「彼は非常に熟練したドライバーであり、多くのレースや選手権を経験し、出場したすべてのカテゴリーで優勝を手にしている」
「彼は非常に競争力のあるドライバーであり、F1シートに値するのは間違いない」
「ユウキとニックという、2023年に向けた強力なドライバーラインアップが出来上がると確信している」
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