F1 マイアミGP

F1、全戦スプリント導入はナシ。MotoGPの方針を追従することはないとCEO明言も開催数”3分の1”まで拡大?

F1のステファノ・ドメニカリCEOは、MotoGPのように全てのグランプリにスプリントイベントを実施する計画はないと語っている。

Adam Cooper

Adam Cooper

公開日時: 2023/05/09 22:46

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Carlos Sainz, Ferrari SF-23

 今季からMotoGPは全てのグランプリでスプリントレースを実施しているが、F1がその方針に追従することはないとステファノ・ドメニカリCEOは語る。ただ、今季初のスプリント形式での開催となったF1アゼルバイジャンGP以降初めてスプリントについて口を開いたドメニカリは、全体のうち”3分の1”をこの形式で実施するのが望ましいと示唆している。

 F1カレンダーは今後、現在の23戦から24戦に拡大する見込みであることから、スプリントは1シーズン辺り8戦という計算になり、今年の6戦開催から若干拡大されることとなりそうだ。

 アゼルバイジャンGPでは、スプリントイベントを独立させる新フォーマットを導入。グランプリ2日目にスプリント用の予選”スプリントシュートアウト”を実施し、その後行なわれるスプリントレースも決勝グリッドに影響を与えない形に変更された。

関連動画:

 ドメニカリはこのフォーマットについてポジティブな反響が得られていると語った一方で、長くF1を見てきたファンを喜ばせることは難しいと認めている。

 そして今後の改善に向けて、ドメニカリは次にスプリントが行なわれるオーストリアGPとベルギーGPでのフォーマットの調整の可能性を否定しなかった。

「もちろん、チームやFIAの意向を汲んでのことだ」

 ウォールストリートのアナリストとの電話会議で、新スプリント形式について訊かれたドメニカリはそう答えた。

「というのも、我々の考えは知っての通り、レース週末は常にコース上でアクションが起こるようにすることだからだ」

「実際、今年の第1回目の結果は非常に心強いモノだった。我々のパートナー、プロモーター、メディアパートナー、そしてチームの誰もが、そのことについて非常にポジティブに考えている」

「もちろん、夏の終わりにもっと良いモノとするために学べることがないかどうか、教訓として受け止めたいこともある」

「しかし全体として、スプリント形式の最初の週末は素晴らしいモノになった」

「非常に標準化された仕組みの中で何か違うことをしようとする時は常に、従来のファンの反応をより長期的に見る必要がある」

「しかし基本的に、新規ファンに関してはとても、とてもポジティブな反応が見られる。プロモーターたちがそれを後押ししているのだ」

Stefano Domenicali, CEO, Formula 1 at the complimentary cruise give giveaway

Stefano Domenicali, CEO, Formula 1 at the complimentary cruise give giveaway

Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images

 またスプリント形式でのグランプリ開催数について、彼は次のように続けている。

「将来的に、全てのレースをスプリント形式で行なうような状況にはしたくない」

「我々は、カレンダーの3分の1程度の限られた数を維持して、トロフィーというスポーツ的な価値と商業的なチャンスをもちろん加えられる、競争において何か特別なモノを作りたいと考えている」

 ドメニカリは、全てのスポーツが時代と共に変化していく必要があると主張し、レギュレーションに手を加えている他のスポーツを例に挙げた。

「全てのスポーツが安定しない、言ってみれば古いレギュレーションでは一貫性を保てないというのが現在の大きな傾向としてあると見ている」

「我々は野球界がやったこと、NBAがやったことを踏襲しているだけなのだ」

「つまり、プロスポーツは全て、ファンやプロモーター、パートナーが求めている、ゲームの周りをもっと盛り上げるための要望や新しい意見に耳を傾ける必要があるということだ」

 なお、5月5日(金)にF1オーナーのリバティ・メディアはF1の2023年第1四半期の決算を発表。1月から3月までの期間で、バーレーンGPとサウジアラビアGPのシーズン開幕2戦の収入を含んでいる。

 営業利益は3,500万ドルから3,600万ドルへと3%増に留まったが、ここにはF1ラスベガスGPの開催計画で600万ドルのコストも含まれていると見られている。

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 アルピーヌCEOの「アマチュアか」批判、チームに影響はない? サフナウアー代表、今後CEOの真意確認の意向示す

次の記事 フェルスタッペン、勝利の決め手は”自分で決めた”タイヤ戦略!「土曜日からエンジニアと考えていた」

More from

Adam Cooper



アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

F1

F1

日本GP

2024/04/15

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」



鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1

F1

日本GP

2024/04/12

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」



F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

F1

F1 2024/04/11

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

最新ニュース



F1シンガポールGP予選速報|フェルスタッペンが最速PP獲得。フェラーリ勢が2&3番手。アストンマーティン・ホンダは2台揃ってQ1敗退

F1

F1 F1

シンガポールGP

5 分前

F1シンガポールGP予選速報|フェルスタッペンが最速PP獲得。フェラーリ勢が2&3番手。アストンマーティン・ホンダは2台揃ってQ1敗退



復調傾向だった野尻智紀、まさかの15位。地に足つかない感覚はもはや“F-ZERO”?「なんとか足掛かりを掴みたい」

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

1 時間前

復調傾向だった野尻智紀、まさかの15位。地に足つかない感覚はもはや“F-ZERO”?「なんとか足掛かりを掴みたい」



マクラーレン、シンガポールGPのスプリントで”最悪”同士討ち。撃墜ノリスにペナルティの可能性?「僕にはあそこに飛び込む権利があった」

F1

F1 F1

シンガポールGP

1 時間前

マクラーレン、シンガポールGPのスプリントで”最悪”同士討ち。撃墜ノリスにペナルティの可能性?「僕にはあそこに飛び込む権利があった」



「最高です!」フラガ、会心のポールトゥウインでランキング2番手浮上。初日好調のNAKAJIMA RACINGは明暗分かれる

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

2 時間前

「最高です!」フラガ、会心のポールトゥウインでランキング2番手浮上。初日好調のNAKAJIMA RACINGは明暗分かれる

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録