今週末もDRSゾーンは3カ所。ドライバーは前戦を踏まえ慎重な姿勢示す

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今週末もDRSゾーンは3カ所。ドライバーは前戦を踏まえ慎重な姿勢示す
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
翻訳:: 青山 悦子
2018/07/20 12:26

ホッケンハイムのメインストレート上にDRSゾーンが増設されたことに対して、ドライバーは懸念を示している。

Daniel Ricciardo, Red Bull Racing
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Romain Grosjean, Haas F1 Team
Romain Grosjean, Haas F1 Team, walks the track
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Marcus Ericsson, Sauber, walks the track

 ドイツGPの舞台となるホッケンハイムリンクでは、高速コーナーであるターン1手前のメインストレート上にDRSゾーンが追加された。これについてドライバーらは、DRSを開いたままターン1に侵入する可能性があることに不安を抱いている。

 前戦イギリスGPでは、通称”アビー”と呼ばれる高速コーナーのターン1の手前がDRSゾーンになっており、そこでDRSを閉じなかった複数のドライバーがアクシデントに見舞われた。フリー走行ではロマン・グロージャン(ハース)がターン1で飛び出しウォールにクラッシュ。レースではマーカス・エリクソン(ザウバー)が同様のアクシデントを起こしていた。

 そして今週末も、新しくスタート/フィニッシュライン上に3カ所目のDRSゾーンが設けられ、シルバーストンと同様のトラブルが起こる可能性が浮上した。ホッケンハイムリンクのターン1は右周りの高速コーナーであるため、ドライバーはここでブレーキを踏む必要がないと考えられる。

 DRSゾーンが増設されたことについてダニエル・リカルド(レッドブル)は、「確実にDRSを閉じるだけだ。これは僕の意見だけど」と話した。

「シルバーストンのターン1よりもかなり難しくなる。簡単にはいかないコーナーだ。だから確実にDRSのスイッチを切らなければならない」

「クールだし、素晴らしいと思う。だけど、(DRSを)開いたままここを通過しようとする人がいるとは思えない。そういったことはないと思う」

 またグロージャンは今回の状況に納得しておらず、ドライバーがターン1でDRSを閉じられないというリスクを負っても、DRSゾーンを増やすことから利益を得るだけの価値はないと考えている。

「ターン1の手前には(DRSゾーンは)必要ないと思う。なぜなら、ターン1への進入でオーバーテイクしようとは考えないからだ」

「ターン1とターン2の間、ターン2からターン6までの間ならば、そう考えるかもしれない。もちろんターン6の出口からターン8の手前もそうだろう?」

「ターン1の手前というのはシルバーストンと同じだ。もしボタンを押しそこねてDRSを閉じるのが遅れたら、うまくいかないというのを僕らは見てきた」

「そうじゃなくて、僕は前のマシンについて走るときにオーバーヒートしないタイヤを使いたい。つまり、もっとプッシュできるということだ。でも、前を走るドライバーをパスするときはDRS頼りだ……」

ザウバーはDRSの操作方法を修正

 エリクソンは、イギリスGPの決勝レース中にDRSを操作するボタンを押すことができず、DRSを開いたままターン1へ進入し、コースアウトしてしまった。ザウバーはシルバーストンでのインシデントを考慮して、DRSの操作方法を修正したと明らかにした。

「僕らはボタンを変えることはできなかった。でも、どのように機能させるかというシステムを変えたんだ」とエリクソンは話した。

「アクセルを緩めるとすぐに、DRSが閉じるようになる。以前はこうじゃなかった。つまり機能を変えたということだ」

「シルバーストンでは、僕はできるだけラップタイムを縮めようとして、可能な限りDRSを閉じることを遅らせようとした。あの時起きたことから考えると、100分の何秒を詰めるためには少しマージンを残した方が良かった」

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この記事について

シリーズ F1
イベント ドイツGP
ロケーション ホッケンハイム
チーム レッドブル 発売中
執筆者 Jonathan Noble
記事タイプ 速報ニュース