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F2王者ドルゴビッチ、来季の活動は?「F1シートがないなら、王者が引き続きF2を戦ってもいいじゃないか!」

今季のF2チャンピオンであるフェリペ・ドルゴビッチは、F1のシートに空きがなかった場合、F2王者がシリーズに残ることが許されるべきだと語った。

Felipe Drugovich

写真:: Dutch Photo Agency

 今季のF2は、モンツァで行なわれた第13戦のスプリントレースでフェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)が戴冠を決めた。しかし、彼は2023年のF1レースシートは確保できていない。

 これまで、F1に参戦している自動車メーカーやチームの育成ドライバーではなかったドルゴビッチだが、戴冠後にアストンマーチンの育成プログラム最初のメンバーとなることが発表された。

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 F1を目指すドルゴビッチにとって、これは大きなサポートとなるだろう。だが、あくまでF1参戦を目指すラダーシリーズであるF2は、チャンピオンを獲得したドライバーの再参戦を許しておらず、来季ドルゴビッチは主に、アストンマーチンで開発プログラムを進めながら、リザーブドライバーとしてチームに帯同することになるだろう。

 ドルゴビッチは、2輪のMoto2やMoto3に倣って、F2はF1のシートを確保できなかった場合にチャンピオンがシリーズに復帰できるようにするべきだと語った。2021年のF2王者であり、2022年はレースがほとんどできなかったオスカー・ピアストリのようになるのは避けたいと考えているのだ。

 タイトルを獲得した後、ドルゴビッチは次のように語った。

「僕の考えでは、チャンピオンになったらそれ以上シリーズに留まることは出来ず、F1に必ず昇格できるのか、それともシリーズに留まることができるかどちらかであるべきだと思う」

「Moto2やMoto3ではそういうことが機能していると思う。まずはチャンピオンシップを勝った者がF1に行けるように、変更をするべきだと思う」

「インディカーからも何度か接触があった。今はそれが主な目標ではない。F1に出ることだけを目指しているんだ」

「でも以前言ったように、来年F1以外のレースに出る必要があるのなら、検討すべきカテゴリーであることは確かだ」

 しかし、F2のCEOであるブルーノ・ミシェルはこれに同意せず、シリーズは”up or out”のモデルを維持しなければならないと考えている。

 ドルゴビッチの言う通りになれば、”F2ベテラン”のドライバーたちが大きなアドバンテージを持ったまま永遠に同じ選手権に留まることになると考えている。

「彼がそんなことを言ったとは知らなかったが、私はそうは思わない。ピラミッドのようなもので、ある時点で上か下かに分かれるシステムでなければならないと思う」

「F2やF3がプロ選手権になることは望まない。なぜならもしそうなれば、それこそが問題なんだ。いつまでも同じ選手権にとどまっている人たちが、やって来る若いドライバーたちよりも経験値が高いために、大きなアドバンテージを持つことになるからだ」

「彼らのキャリアにとって良くないだけでなく、若いドライバーにとっても良くないんだ。すべてのコースを知り、マシンを知り、チームを知り、何でも知っている人たちと戦うことになるのだから、彼らはおそらく輝きを失ってしまうだろう」

「だから私としては、それは絶対にありえないことだ。GP2やGP3の最初からそうしてきたんだ」

「勝者は留まることができないし、それを変えないことが重要なポイントだと思う」

 近年はF2の前身であるGP2も含めて、チャンピオン獲得の翌年にF1デビューした例の方が少ない。例えば2015年王者のストフェル・バンドーンや2016年王者のピエール・ガスリーは、1年スーパーフォーミュラで実力を磨き、翌年にF1デビューを果たしている。

 GP2からF2へとシリーズの名称が変わった1年目となる2017年王者のシャルル・ルクレール、翌2018年王者のジョージ・ラッセル、2020年はミック・シューマッハーはスムーズにF1にステップアップしたが、2019年王者のニック・デ・フリーズはF1シートがなく、耐久レースやフォーミュラEに参戦。フォーミュラEでは王者に輝いた。さらに先日のイタリアGPでは、虫垂炎に見舞われたアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)の代役として急遽F1デビュー。9位入賞を果たし、F1シート獲得に向けてアピールしている。

 
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