速報ニュース

F1

タイヤは大丈夫? ザントフールト、バンク化も”インディゲート”の再発はないと確信

F1オランダGP側は、ザントフールトの一部のコーナーをバンク化することによって、2005年アメリカGPで起きた悲劇が繰り返されることはないと考えている。

Charles Bradley Ronald Vording

公開日時: 2019/12/16 2:55

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

 2020年に、1985年以来となるF1開催を控えているオランダのザントフールト・サーキット。現在はサーキットの改修が進められており、3つのコーナーがバンク化される予定だ。中でも最終コーナーには18度のバンクがつけられ、オーバーテイクの促進につながると考えられている。

 元F1ドライバーで、オランダGPのスポーティングディレクターを務めるヤン・ラマースは、「ザントフールトは、間違いなくユニークなトラックとなるだろう」と語った。

「現在、近代的なサーキットにはバンクのついたコーナーはない。そのため、2020年5月にオランダGPが復活するだけではなく、F1におけるバンクコーナーが復活することにもなる」

「それはオランダGPをさらに特別なものにしてくれる。全てのF1ドライバーは、通常のサーキットには慣れているが、バンクコーナーを含むようなサーキットには慣れていない。だから、彼らはそれに適応しなくてはいけない。それは非常に興味深いことだ」

 かつて、F1はインディアナポリス・モーター・スピードウェイでアメリカGPを開催していた。主にインフィールドセクションを走ったが、最終コーナー手前からメインストレートはオーバルコースを逆回りするというコースレイアウトであり、最終コーナーのターン13はバンクのついた高速コーナーだった。

 ”インディゲート”と呼ばれる大事件が起こったのは、2005年のアメリカGP。この年は予選・決勝を通じて、タイヤの破損などの異常事態以外はタイヤ交換が禁止されているルールだった。

 しかしこの年のアメリカGPは、ミシュランが持ち込んだタイヤがバンクのついた高速コーナーでの負荷に耐えきれず、トラブルが多発。紆余曲折を経て、ミシュランタイヤを履く7チームがフォーメーションラップを終えてピットに戻り、ブリヂストンタイヤを履く6台のみがレースを戦うという事態に陥った。

 ラマースは、バンクがもたらすタイヤへの影響について疑問があることは認識しており、オランダGPの主催者側は”毎日”ピレリと話し合っているという。

「タイヤに問題は起きないと思う」と、ラマースは話した。

「その理由はふたつある。まず、インディアナポリスのコーナーは(ザントフールトより)ずっと長い。だから、タイヤに対する全体的な負荷は、インディアナポリスの方が大幅に高いんだ」

「第2に、インディアナポリスのバンクは直線的なんだ。ザントフールトでは、ボブスレーのトラックのように、漸進的(徐々に角度が変わる)なバンクがついているんだ」

「我々はピレリとも話をした。基本的には、ザントフールトのコーナーにバンクをつけることを考えた最初の瞬間からね。我々は毎日彼らと話し、我々が持っている全ての情報と進捗状況を共有している」

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 ボッタス、F1王者狙い”アップデート”?「バージョン2.77の僕ならできる!」

次の記事 F1再復帰の可能性はゼロじゃない……クビサ、再挑戦の希望捨てず

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Charles Bradley



ミカ・ハッキネンが生死を彷徨った30年前の大事故。速さは失わなかったが、短命F1キャリアのきっかけに「もう運試しはやめようと思った」

F1

F1 11 ヵ月前

ミカ・ハッキネンが生死を彷徨った30年前の大事故。速さは失わなかったが、短命F1キャリアのきっかけに「もう運試しはやめようと思った」



”空力の鬼才”の名は伊達じゃない! エイドリアン・ニューウェイが手掛けたF1マシン傑作選

F1

F1 2024/09/10

”空力の鬼才”の名は伊達じゃない! エイドリアン・ニューウェイが手掛けたF1マシン傑作選



目まぐるしく変わるアロー・マクラーレンのドライバー……悪評は全てパロウのせい? ブラウンCEOが指摘「あの契約問題で不当なレッテルがついた」

IndyCar

IndyCar 2024/07/30

目まぐるしく変わるアロー・マクラーレンのドライバー……悪評は全てパロウのせい? ブラウンCEOが指摘「あの契約問題で不当なレッテルがついた」

最新ニュース



フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

29 分前

フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ



ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

53 分前

ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」



レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」

F1

F1 F1

シンガポールGP

1 時間前

レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」



ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」

F1

F1 F1

シンガポールGP

2 時間前

ルクレール、スタート直後の攻防でリスク冒さず「そうしなかったら壁に突っ込んでいただろう」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録