シューマッハー、F1“デビュー”はおあずけも「チームに帯同するのも貴重な経験」と前向き

ミック・シューマッハーは、悪天候によりF1公式セッションデビューが果たせなかったにも関わらず、アルファロメオとアイフェルGPの週末に向けて準備を進めること自体が“貴重な体験”だとして、前向きな姿勢を崩さなかった。

シューマッハー、F1“デビュー”はおあずけも「チームに帯同するのも貴重な経験」と前向き

 今季のF2ポイントリーダーであるミック・シューマッハーは、地元ドイツのニュルブルクリンクで行なわれるF1アイフェルGPのフリー走行1回目に、アルファロメオから出走する予定となっていた。しかしながら、FP1は悪天候によりメディカルヘリが飛べないことから最後までピットレーンがオープンすることはなく、セッションは実質的にキャンセルとなった。

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 F1公式セッションデビューという貴重な機会を逸した形となったが、シューマッハーはそれが残念だったと語りつつも、アルファロメオと週末に向けて様々な取り組みができたこと自体が貴重だったと話した。

「もちろん出走できなかったことは残念だ」

 シューマッハーはそう語った。

「天気予報が良くないことは分かっていた。この時期のアイフェルは大抵ドライにはならないので、そういう意味ではウエットになるかもしれないと思っていたし、実際そうなった」

「最終的には良い準備ができていたと思う。たくさんミーティングもしたし、たくさんの知識を得ることができた。とても参考になったよ」

 今回の週末ではF2が併催されないため、シューマッハーは残りの週末もアルファロメオに帯同する予定のようだ。

「僕はこの後もチームに残る。ミーティングだったり、F1ドライバーがどういう手順で働いているのかを確認する」とシューマッハー。

「間違いなく、僕にとって非常に貴重な経験になるだろうし、とても楽しみにしているよ」

 現在F2のチャンピオンシップをリードするシューマッハーは、言うまでもなく2021年のF1昇格を目指している。今回帯同するアルファロメオの来季の有力なドライバー候補のひとりと考えられているシューマッハーだが、彼は当面はF2の残る2ラウンドに集中すると強調した。

「僕にとって、F2のシーズンを最高の状態で終えることが重要なんだ」とシューマッハー。

「今は良いポジションにいるから、そこに集中している。他に集中していることについては、今は何とも言えない」

 今回はシューマッハーだけでなく、同じくフェラーリ育成ドライバーのカラム・アイロットもハースからFP1に出走する機会を逸した。フェラーリは彼らが他のグランプリウィークエンドでフリー走行を走る計画について、まだ明らかにしていない。

 シューマッハーは先日、アイロットやロバート・シュバルツマンと共にフィオラノで2018年型のフェラーリF1マシンをドライブしたが、これ以上プライベートテストを行なう予定はないと語った。ただ、F1マシンに乗る機会があれば積極的に参加していきたいとの姿勢を見せた。

「どんな機会であっても、(F1)マシンに乗れるのは素晴らしいことだよ」とシューマッハーは言う。

「F1は目標であり、夢なんだ。だからそこに足を踏み入れるほど、そこで自分の力を見せる機会が増えるんだ」

「ただ僕が今焦点を当てているのはF2だし、それを最高の状態で終わらせることに集中している」

 

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