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レッドブル、ホンダPU継続使用に勝算あり? チーム代表「結論に近づいている」

レッドブルはライバルチーム間での調整によってPU開発凍結が実現され、2022年以降もホンダ製PUの使用を続ける事ができると期待している。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 2020年のF1最終戦アブダビGPを勝利で終えたレッドブル。2021年に向けて彼らにとって良い終わり方となったが、レッドブルは来年末でパワーユニットを供給しているホンダが撤退するという問題にも直面している。

 レッドブルは2022年以降のPUについて、ホンダのプロジェクトを引き継いで使用し続けることを希望している。しかし、それを実現できるのは、PU開発が必要のない場合のみだ。そのためにはFIAがPU開発を凍結させる必要がある。

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 ルノーやフェラーリといったライバルは、当初は開発凍結には反対の姿勢だった。しかし今では両陣営とも、次世代PUのプラン策定を2025年に早めることで合意した場合には、凍結もやぶさかではないという態度に変化している。

 ただそれでもまだ問題は残っている。開発を凍結した場合、あるPUメーカーがその他のメーカーと比べて大きく遅れを取っていた場合、追いつくための何らかの開発を許可する“セーフティネット”のような物を用意すべきか、そうでないかという点だ。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、現在この問題について話し合いが続いており、最終的な決定はまもなく下されると語っている。

「ホンダ、そしてFIAと建設的な話し合いが持たれている。私としては、結論に近づいていると思う」

「FIAは他のチームとも相談している。開発凍結に関しては、調整幅があると思う。つまりあるエンジンメーカーが大きく遅れをとっている場合、セーフティネットが必要か? という点だ。さもなければ、3年にわたってパフォーマンスが固定されることになる、これは大きなダメージを与える可能性がある」

 ホンダ側はレッドブルがパワーユニットの使用を続けるというアイデアにオープンな姿勢を示している。ただ彼らはその合意に至るのは簡単ではないとも認めている。日本のHRD Sakuraとミルトンキーンズの拠点とでコンポーネントの製造が分割されているためだ。

「ミルトンキーンズでは、我々は主にERS(エネルギー回生システム。MGU-K/H)の領域の開発と製造を行なっています。そしてICE(内燃エンジン)は主に日本で開発が行なわれています」

 ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターはそう語る。

「とにかく、特にホンダF1では非常に複雑な状況です。議論は現在進行しているところです。まだ結論は出ていません。ですから我々のプロジェクトではあらゆる状況を考慮していくでしょう」

 なおルノーがこうしたセーフティネットのようなシステムによる“性能の均一化”に反対していることは既に明らかになっていたが、フェラーリ代表のマッティア・ビノットは、後に急な決断を迫られるよりも、今チーム間で話し合うことが重要だと語っている。

「今すぐにそれを考慮したほうが良いと思う」と、ビノット代表。

「単に状況を待って、そのときになってクレイジーな議論となるよりも、前もって考えてみたいと思う。だから凍結について、単にそのようなシナリオに準備ができているかを考慮することは、非常に理にかなったことだろう」

 

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