自身のF1キャリアベストな1年……インディ転向エリクソンの自己評価

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自身のF1キャリアベストな1年……インディ転向エリクソンの自己評価
執筆:
協力: Edd Straw
2018/12/26 2:32

来季からインディカーに転向するマーカス・エリクソンは、ザウバーで戦った2018年のF1シーズンを振り返り、自身のキャリアで最もうまくいった1年だったと語る。

 ザウバーは2019年のドライバーにキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィを選んだ。そのためマーカス・エリクソンは2018年限りでF1を離れ、来季からはインディカーに活躍の場を移すこととなる。

 しかしエリクソンは、2018年について自身のキャリアで最も力強いシーズンだったと振り返る。

「間違いなく、僕のキャリアで最も力強い1年だった」

 エリクソンはそう語る。

「今年のレースペースは、とても力強かった。本当に良いレースがいくつかあったんだ」

 しかしエリクソンは、自身の弱点は予選結果でのパフォーマンスであり、それがチームメイトのシャルル・ルクレールに負けた理由だと考えている。

「予選が問題だった。シャルルと比較すると、後ろ過ぎたんだ。その結果、ポイントの面で彼についていくのは難しかった」

「タイヤマネジメントに関して言えば、僕は今F1を戦っているドライバーの中でも、最もうまいドライバーのひとりだと思う。それが、今年の僕の最大の強みだった」

 今季のエリクソンは9ポイントを獲得。これは、彼の年間最大獲得ポイントのタイ記録である(2015年にも9ポイントを獲得している)。また、ブラジルGPでは予選7位となり、他者のグリッド降格ペナルティにより6番グリッドからのスタートとなった。これは、彼にとって予選最高位である。

 ただ、エリクソンはそのブラジルGPをリタイア。最終戦アブダビGPもリタイアとなり、ポイントを加算することができなかった。

「シーズン終盤の彼は、シャルルと同じラップタイムを一貫して記録していた。サンパウロでは彼の方が前だったし、オースティンではシャルルのすぐ後ろにいた」

 そう語るのは、ザウバーのチーム代表であるフレデリック・バスールだ。

「マーカスのような存在は、(デビューイヤーの)シャルルにとってとても役に立ったはずだ」

「またマーカスは、フィードバックが非常に優れている。彼の意見は、チームが技術的な面で決定を下す際に、大いに助けになったのだ」

 ルクレールは終盤3戦すべてで7位に入るなど活躍を見せ、デビューシーズンながら39ポイントを獲得してランキング13位となった。また、ザウバーはコンストラクターズランキング8位でシーズンを終えている。

 しかしシーズン開幕当初、ザウバーの評価は非常に低いものであり、ウイリアムズと最下位を争うものとみられていた。ただそんな状況を打破してのランキング8位……エリクソンは、最下位争いからトップ10の常連になるまでチームを引き上げることができたことを、誇りに思っていると語る。

「今年はF1で最高のシーズンだった。開幕時から最終戦までの間に果たした改善については、特に誇りに思っている」

「メルボルンでは、ウイリアムズと共に最高尾からスタートした。それ以降、僕らはとても印象的な改善を果たしてきた。その一部になることができたと感じている」

「僕とシャルルは、目指すべき方向性を示すために、チームと共に一生懸命働いた。チームは僕らの意見によく耳を傾けてくれ、マシンを改善するために良い仕事をしてくれたんだ」

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シリーズ F1
ドライバー マーカス エリクソン
執筆者 Scott Mitchell