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元FIA会長マックス・モズレー、死因は自殺と断定。2019年から闘病も昨年5月に自ら命絶つ

昨年5月に亡くなった元FIA会長のマックス・モズレー。その死因は自殺であると断定された。

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 イギリスのウェストミンスター検視裁判所は、昨年5月に亡くなった元FIA会長、マックス・モズレーが「銃創と一致する重大な傷害」によって命を落としたことを明らかにした。

 1993年から2009年からFIAを率いたモズレーは、2021年5月23日、ロンドンにある自宅で亡くなっているところを発見された。81歳だった。この時、駆け付けた警官はショットガンを持ったモズレーがベッドに横たわっている姿を確認している。

 イギリスのメディアは、ウェストミンスター検視裁判所が「モズレーは2019年に悪性リンパ腫の診断を受け、苦痛緩和治療を受けていた」と明らかにしたと報じている。また、モズレーは遺書を残していたことも明らかになっている。

 モズレーの死因を自殺と断定した検視官は次のように述べている。

「彼がショットガンを自分に使い、命にかかわる傷害を負ったことは明らかだ」

「彼の負った傷は、命を繋ぎ止められるようなものでなかったことも明らかである」

 モズレーは2019年10月より、悪性リンパ腫の治療を受けていた。しかし2021年4月ごろから、治療の焦点は彼のクオリティ・オブ・ライフを向上させることに移っていった。つまり、彼の余命は長くないと考えられていたのだ。

 イギリスのミラー紙は、モズレーの治療を担当していた血液内科のコンサルタント、クリストファー・マクナマラの言葉を伝えている。

「彼は2021年5月22日、私にメールを送ってきた。それは体調管理に関する質問だった。彼はこの病が完治しないことを受け入れていた」

「彼は生活の質が落ちていて、ひどく落ち込んでいた。彼は以前、私やチームのメンバーに対して、自殺する考えを示していたこともあった」

 元弁護士であったモズレーは、1969年にマーチ・エンジニアリングを共同設立。マーチはF1、そして何よりミドルフォーミュラで大きな成功を収めたが、その後彼はF1の運営に携わるようになり、1993年からはFIAの会長となった。彼は在任期間中、F1やモータースポーツの安全性向上に大きく貢献したとして評価されており、同時にコスト削減や環境に配慮したスポーツとすることにも努めた。

 
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