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元F1ドライバーのタルソ・マルケス、新型コロナ感染で重篤な症状に苦しむ「一時は死を覚悟」

元F1ドライバーのタルソ・マルケスが新型コロナウイルスに感染。一時は重篤な状況に陥り、死も覚悟したと言うが、現在が回復傾向にあるという。

元F1ドライバーのタルソ・マルケス、新型コロナ感染で重篤な症状に苦しむ「一時は死を覚悟」

 1996〜2001年にかけ、ミナルディからF1に参戦したタルソ・マルケスが、新型コロナウイルスに感染。一時はかなり重篤な症状に見舞われ、本人曰く死も覚悟したという。

 レーシングドライバーを退いた後、現在は自動車のカスタマイズ会社を経営しているというマルケスは現在45歳。彼がスペインのカラス誌に語ったところによれば、新型コロナウイルスに感染し、肺の約85%にダメージを受けたため、集中治療室で治療を受けたという。

「僕は大丈夫だと思っていた。ずっと健康だったし、ちゃんと栄養も採っていた。いつも身体を動かしたりしていたんだ」

 そうマルケスは語った。

「本当に、僕には何も起こらないと思っていた。心配していたのは、両親のことだったんだ」

「でも診断を受けた2時間後には、僕はもう既に息切れしていた。そのさらに1時間後には、満足に呼吸できなかったんだ。このインタビューに応じている段階でも、まだ肺活量が30%までしか戻っていないんだ」

「入院した最初の3〜4日は恐怖だった。死さえ覚悟した。新型コロナは、本当に身体を破滅させる。とにかくたくさんの薬を使った。3時間ごとに注射器が運ばれてきたり、コルチコステロイド(抗炎症ステロイド)を投与されたりしたんだ。眠れずに9日間を過ごした。そして限界まで酸素を使ったんだ」

「色々な痛みにも襲われた。胃の痛みもあったり、足にはアレルギー反応が出た。その結果、しみだらけになってしまった。まるで地獄のような頭痛にも襲われ、丸2日間にわたって泣き叫んだ。このウイルスは、あらゆる場所を攻撃するんだ」

「ウイルスは、僕の身体を痛めつけるのを諦めないようだ。本当に死を覚悟したよ。遺言書も作った。そしてさらに2日間入院した。症状が回復してきた後も、夜にはそれが誤った診断じゃないかと不安に思った」

 深刻な症状に見舞われたマルケスだが、今では回復の兆候を見せており、医師も完治することに自信を持っているという。

 

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シリーズ F1 , General
執筆者 Carlos Costa