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急転直下のキャデラックF1参戦。マリオ・アンドレッティにとっても謎?「個人的な理由もあったようだが、突然まとまった」

マリオ・アンドレッティは、アンドレッティ・グローバルとしてのF1参戦が実現しなかったことには、”個人的”な理由があったと示唆した。

Mario Andretti

Mario Andretti

写真:: Geoffrey M. Miller / Motorsport Images

 マリオ・アンドレッティは”アンドレッティの名前”を冠したチームがF1参戦を果たすためにキャデラックに変身せざるを得なかったことについて、家族の中で悲しみは残っていないと主張する。

 2026年からF1に参戦することで基本合意に至ったキャデラックのF1チームに、非常勤の執行役として加わるマリオ・アンドレッティが、motorsport.comの独占インタビューに応じた。

 その中で彼は、キャデラックがクリアしたハードルを、なぜアンドレッティが突破できなかったのか……答えのない疑問があると明かした。

 当初F1への参入を目指していたのはアンドレッティ・グローバルであり、そのパートナーとして後からGM/キャデラックが計画に加わった。FIAはアンドレッティのF1参入を認めたものの、F1の商業権を司るFOM(フォーミュラワン・マネジメント)がこれを拒否。それが今年の1月のことだった。アンドレッティ・キャデラックによる取り組みはF1に利益をもたらすとは思えないという理由で、アンドレッティのF1参入は暗礁に乗り上げたのだ。

 アンドレッティはその後も諦めずF1参戦への道を模索していたが、10月にはマイケル・アンドレッティがアンドレッティ・グローバルのオーナーから退くことに。するとここから、事態が急展開を見せた。

 アンドレッティ・グローバルの運営を引き継いだダン・トウリスが経営するTWGグローバルがゼネラルモーターズ(GM)と協力。キャデラックのブランドで2026年からF1に参戦する方針が固まったのだ。

 こうした背景もあって、アンドレッティのF1参入が拒まれていたのは、マイケル・アンドレッティ個人の影響が大きかったのではないかと噂されるようになった。

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 結果として、マイケル・アンドレッティがF1チームのオペレーションに携わるという夢を果たすことはできなくなったが、彼の父であるマリオは、何も動揺することはないと主張している。

 息子がF1に参加しないことについて苦い感情があるかと尋ねられ、マリオ・アンドレッティは次のように答えた。

「ああ、だが君が何を知っている? 彼との祝賀会をする予定もあるんだ」

「このグループには、長引いたりするような大きな問題はない。私は最終的にマイケルだけの問題ではなかったことを保証する。そんな単純なことじゃない」

「色々なことが進んでいたが、そういう結果になった。それ(マイケル・アンドレッティの離脱)が重要な要因のように見えたかもしれないが、そうではなかった」

「いずれにせよ、彼(マイケル・アンドレッティ)は彼らとの日々の状況についてもう少し身を引いていたかもしれない。だから、ここで事態が進展することで、我々が損をすることはない」

 F1がキャデラックの計画を受け入れたのは、長期的な計画を持つワークスチームを受け入れることで、2025年からルノーのカスタマーチームとして参入を計画していたアンドレッティよりも、グリッド拡大を正当化できると考えたからだ。

 しかし、マイケル・アンドレッティの離脱がプロジェクトを前進させる上でどれほど大きな役割を果たしたかについては、まだ謎が残っている。

 関係者は、マイケル・アンドレッティの離脱はF1が要求したものではないと主張しているが、マリオはF1参戦拒否をめぐる論争の中で、「個人的な」問題があったと考えているようだ。

Michael Andretti, Owner, Andretti Global

Michael Andretti, Owner, Andretti Global

Photo by: Simon Galloway / Motorsport Images

 なぜキャデラックは承認されたのにアンドレッティは承認されなかったのかと尋ねられたマリオ・アンドレッティは、次のように答えた。

「あることが突然、実を結んだのかどうかはわからない。個人的なコトもあったようだが、私は理解できない」

「もしそうなら、マイケルが身を引くことを決めたのもわかるだろう。いずれにせよ、彼はそうすることを考えていたと思う。でもそれは、彼に聞いてみないと分からない」

「すべてがまとまったということが事実としてある。はっきりしないことがたくさんあった。分析には長い時間がかかるだろう」

「繰り返しになるが、私は詳細をお伝えできればと思う。『こうしたから、こうなった。ああすれば、違っただろう』とね。しかしそれは突然まとまり始めただけだ。背景には何か違いがあったのかもしれない」

「でも今そこにある事実、それだけを考えて、正直に話をしたいと思う」

 

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