【F1アブダビGP】サインツJr.「シーズン最悪の週末。望んでいたシーズンエンドではない」
サインツJr.は予選で最後列に沈み、アブダビGPの週末は”災害”だと語った。






トロロッソのダニール・クビアトは、ホイールリムの問題により金曜日のフリー走行で左リヤタイヤに2度パンクが発生してしまった。トロロッソはこの問題に対処するため、カルロス・サインツJr.共々この日の走行を中止した。
予選日の土曜日、チームはサスペンションに変更を施したが、どちらのドライバーも最後のフリー走行のほとんどをガレージで過ごした。
この影響もあってサインツJr.は予選でペースに苦しみ、21番手で予選を終えた。後ろにはアタックをミスしたザウバーのマーカス・エリクソンしかいない。
「週末を通して問題を抱えていたし、予選に向けた準備も満足にできなかった。結局準備もできずに予選に挑み、うまくまとめることができずにコース上でタイムを失った」とサインツJr.は語った。
「これまでは悲惨な週末だ。明日はいいことがあると願っているが、これまでは今シーズン最悪の週末になっている」
サインツJr.は、レースで多くな改善があるとは予想しておらず、望んでいたようなシーズンの締めくくりにはなっていないと認めた。
「僕らのペースはあまり良くないので、僕ら自身のレースをして、楽しめるように試してみよう。もし目指していることがすべてできれば、16位でフィニッシュできるだろうから、トライしてみる。でも、望んでいたようなシーズンの終わりではないよね」
トロロッソはチームメイトのクビアトも予選Q1で脱落しており、18番グリッドからスタートする。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | アブダビGP |
ロケーション | ヤス・マリーナ・サーキット |
ドライバー | カルロス サインツ Jr. |
チーム | アルファタウリ・ホンダ |
執筆者 | Pablo Elizalde |