【F1アブダビGP】バトン、ラストレースでのリタイアは「重要なことじゃない」
バトンはアブダビGPでの早々のリタイアは問題じゃないと語り、長いキャリアの終わりを楽しむことに集中していたという。










来季はF1でレースをしないことを発表しているマクラーレンのジェンソン・バトンは、縁石でフロントサスペンションにダメージを負い、アブダビGPのレースリタイアを余儀なくされた。
バトンはNBCSNに「僕は勝つ必要があったけど…でもそれが無理そうだったので、早めにリタイアしようと思ったんだ!」とジョークを言った。
「リタイアは問題じゃない。僕はレースの前にソーシャルメディアで今回の結果は重要じゃないと言っていた。重要なのは楽しむことだ。友達や家族、チームとの感動を楽しみ、F1やファンとの感動を楽しむことだ。だから、僕はそれをしたんだ」
「ちょっと早めに終えることになったけど、マシンから降りればファンと共に祝うことができる。それは素晴らしいことだ」
サスペンションの破損に関してバトンは、「マクラーレンのミスではない。僕たちはミスをしていない。奇妙なことだ。おそらく何か理由があるんだろう」と語った。
「僕は残りを楽しむよ。僕のF1ドライバーとしての最後の日をね。今夜は僕が大好きな友人や家族と、楽しい時間を過ごすつもりだ」
「昨晩は友達と家族と素晴らしい時間を過ごした。思い出話をしながら長いディナーを撮ったよ。僕らはたくさん写真を撮った。少し危険なくらいね。あのカメラを失くしちゃった方がいいな!」
15勝を挙げ、ブラウンGPでタイトルを獲得した自身のキャリアを振り返ってバトンは「多くの特別な瞬間があった。タフな瞬間もあったし、経験したすべてが素晴らしいことだ」
「今日早くリタイアしてしまったことはネガティブなことじゃない。それは捉え方次第だ。僕は305戦もの長いキャリアを早めにお祝いすることができたんだ」
【関連ニュース】
”ラストレース”に興奮しているバトン。一方で「発表が早すぎた…」と後悔も
バトン、”最後の予選”を堪能。「12番グリッドは悪くない場所」
バトン「現時点では、アブダビが僕の”ラストレース”。満足してF1を離れられる」
バンドーン、来季マクラーレンのレギュラードライバーに昇格。バトンは開発担当に
ジェンソン・バトン「来年スーパーGTでレースをするかも……」と発言
バトン「最後の日本GPかもしれないから……」Hondaトークショーで語る。琢磨も登場
ジェンソン・バトン「僕は家庭に飢えている。F1に乗らないと決めたら、肩の荷が降りた」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | アブダビGP |
ロケーション | ヤス・マリーナ・サーキット |
ドライバー | ジェンソン バトン |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | David Malsher |