【F1アブダビGP】ライコネン「コンディションが違う日中のセッションは”時間の無駄”」
トワイライトレースであるアブダビGPの日中のセッションは、予選、レースと時間帯が違うため、ライコネンは”時間の無駄”だと語った。







アブダビGPでは、金曜日に行われるフリー走行1回目と土曜日に行われるフリー走行3回目は、それぞれ現地時間の午後1時、午後2時に開始される。予選や決勝を含む、その他のセッションはすべて午後5時からのスタートとなる。
そして、午後と夕方のセッションでは気象条件が大きく異なるため、セバスチャン・ベッテルによれば、フェラーリは予選で最大の力を発揮できなかったという。
「今夜のコンディションを予想しようとして、おそらく少しアグレッシブすぎてしまったかもしれない。少しタイムを失ってしまった。それは難しいんだ。最後にそれが影響してしまい、いい状態が続かなかった」とベッテルは語った。ベッテルは予選5番手、チームメイトのキミ・ライコネンが4番手となっている。
一方のライコネンは、フェラーリがその分野でミスを犯したとは思わないと語ったものの、昼下がりに行われるセッションに苦言を呈した。
「みんな知っている通り、言うまでもなく毎年、天候に左右される。日中がかなり暑くてもそんなに暑くなくても、日中のセッションは時間の無駄だ」
「夕方に何が起こるかを知っていなければならない。マシンが機能するか、マシンを実際に正しく機能させるための正しい選択は何か、暑い日中ではなく、夕方のセッションで知っておく必要がある」
「僕のマシンはほとんど変えていなかったが、FP3の時間帯で理想的ではないことはわかっていた。改善の余地があることはわかっていたし、その方向性で作業をした。そして僕たちはマシンをほとんど変えずに保ったんだ」
【関連ニュース】
予選:逆転チャンピオンへハミルトンがポール獲得。ロズベルグは2番グリッド
SSタイヤスタートを選択したレッドブル「”ローリスク”な戦略を採用した」
ロズベルグ、ハミルトンのタイムに白旗。「あのタイムは僕には無理!」
逆転王座を狙うハミルトン「マシンは絶好調。ここまでは完璧な週末」

前の記事
【F1アブダビGP】SSタイヤスタートを選択したレッドブル「”ローリスク”な戦略を採用した」
次の記事
【F1アブダビGP】3番グリッドは可能だったと主張するベッテル「フェルスタッペンのミスが影響」

この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | アブダビGP |
ロケーション | ヤス・マリーナ・サーキット |
ドライバー | キミ ライコネン , セバスチャン ベッテル |
チーム | フェラーリ |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |