【F1アブダビGP】激しいプレッシャーに打ち勝った新王者ロズベルグ、ハミルトンに理解示す

新チャンピオンのロズベルグは、楽しむには程遠いレース週末を過ごしたと語り、両親への感謝を述べた。

 メルセデスのニコ・ロズベルグがチャンピオンを獲得するには、アブダビGPのレースで3位以上でのフィニッシュが必要だったが、レースをリードしていたチームメイトのルイス・ハミルトンは、他のドライバーが2番手のロズベルグに追いつくように、故意にペースを落とした。

 ハミルトンの戦略は結局功を奏さず、ロズベルグは2位でフィニッシュし、33人目のF1世界チャンピオンに輝いた。

 ロズベルグは、この週末が彼にとって非常に難しいものだったと認め、マシンの中ではこれほど大きなプレッシャーを感じたことはなかったと語った。

「僕が完全に明快な週末を過ごしていたわけじゃないのは、理解してもらえると思う。僕は自分自身を守る必要があった。そうだね、僕にとってはタフな週末だった」とロズベルグは語った。

「それほど楽しくない瞬間が多くあった。特にレースはすごくタフで、序盤はフェルタッペン、終盤は……楽しくなかった」

「間違いなく、今までで最も楽しめなかったレースだった」

「とても激しかった。本当に激しかった。マシンに乗ってそんなことを感じたことはなかった」

 ハミルトンがレース中に、ペースを上げろというチームからの指示を無視したことについて、ロズベルグはハミルトンの立場に立てば理解出来ると語った。

「すごくシンプルな議論だ。チームの立場も理解することができるし、ルイスの立場も理解することができる。それで終わりだ」と彼は語った。

「ルイスは彼のスキルを全て駆使して、完璧にこなしていたので、僕に出来ることはなかった。(抜くことを)考えたけれど、無意味だった。出来ることはなくて、彼は完璧だった」

 1982年の世界チャンピオンであるケケ・ロズベルグの息子である彼は、彼の両親のサポートに敬意を表した。

「毎週土曜日の夜、父からメッセージをもらうんだ。それは”アクセルを思い切り踏み込む”ような、彼のアドバイスの言葉なんだ。僕の父と母は、すごく大きな部分を占めている」

「母は僕のプライベートな面を、父は僕のキャリアの歩みを支えてくれた。それが大きかった。父が僕にそれを乗り越えさせてくれた。それは間違いないと確信している」

 世界チャンピオンとなったロズベルグは、彼の業績に十分な名声を得ていないという主張があることを気にしていないと語った。

「僕は名声のためにドライブしていない。世界チャンピオンになるのは僕の子供の頃からの夢で、僕はそれを成し遂げたんだ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 アブダビGP
サーキット ヤス・マリーナ・サーキット
ドライバー ニコ ロズベルグ
チーム メルセデス
記事タイプ 速報ニュース