【F1アブダビGP】3番グリッドは可能だったと主張するベッテル「フェルスタッペンのミスが影響」
アブダビGPの予選で、フェルスタッペンがタイヤをロックさせたせいで、ベッテルは3番グリッドを獲得するチャンスが奪われたと語った。








フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、予選Q3の重要な最後のアタックの際にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のすぐ後ろを走行していた。しかし、フェルスタッペンはターン11でブレーキをミスし、タイヤをロックアップさせコーナーでワイドになってしまった。
ベッテルは3番グリッドを獲得したレッドブルのダニエル・リカルドから0.072秒差の5番手に終わった。ベッテルはフェルスタッペンのミスにより最終セクターに妥協を強いられたと感じており、これが原因でグリッド2列目を逃したと語った。
「彼が行ってから、僕はスモークを見た。僕は彼を抜いたんだ」とベッテルはフェルスタッペンのロックアップを振り返った。
「彼が走行ラインにいたとは思っていないが、僕は少しリズムを失ってしまったし、最終セクターをまとめきれなかった。もしそれがなければ、僕は3番手は狙えただろう」
予選6番手に終わったフェルスタッペンも、メルセデスのふたり、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのすぐ後ろにつける、3番グリッドを獲得するチャンスはあったと感じており、彼のミスによってそのチャンスが手からこぼれ落ちたと語った。
「Q1とQ2はすごく良かった。問題はなかったが、Q3の最初のラップはターン11でフロントをロックさせたせいで、以前のラップより最低でもコンマ2秒失った」と彼は語った。
「それはまだ良かった。(そのラップの後)僕は3番手から0.15秒遅れだった」
「2回目のアタックでは、セクター1で0.2秒改善したけど、ターン11でアウト側のタイヤを激しくロックさせてしまい、ワイドになってしまった」
「今日は容易に3番手になれたはずだけど、ターン11のブレーキングで正しいフィーリングを得ることができなかった」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | アブダビGP |
ロケーション | ヤス・マリーナ・サーキット |
ドライバー | マックス フェルスタッペン , セバスチャン ベッテル |
執筆者 | Jamie Klein |