F1アメリカ:PP獲得ハミルトン、驚異的アタックでベッテルに0.2秒差

F1アメリカGP予選が行われ、ハミルトンがポールポジションを獲得。タイトルを争うベッテルもフロントロウを獲得した。

 日本時間10月22日午前6時、F1アメリカGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

 舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカの気温は、午前に行われたフリー走行時の27度から31度に上昇。路面温度も37度となった。

 まずは予選Q1が行われ、トロロッソのダニール・クビアトを先頭にコースイン。ザウバーの二人もそれに続いた。

 他のドライバーたちもコースインし、まずはメルセデスのバルテリ・ボッタスが1分35秒309がトップタイムを記録。セッション残り8分を切ったところで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを更新するも、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がそれを塗り替えた。

 一方、ターン20でウイリアムズのランス・ストロールとハースのロマン・グロージャンが危うく接触しかけた。アタックラップを行なっていたグロージャンがアウト側にコースアウトし、そのままトラックに復帰しようとしたところ、アウト側のストロールが背後から現れたグロージャンに驚いたのか、グロージャンの方にマシンを幅寄せした。大事には至らなかったものの、グロージャンはストロールの行為に呆れた様子だった。

 セッション残り3分というところで、ドライバーたちが続々とコースインし、ラストアタックに挑んだ。この時点でノックアウトゾーンにいたマクラーレンのストフェル・バンドーンとハースのロマン・グロージャンが最後にタイムを更新してQ2進出権を獲得。トロロッソのブレンドン・ハートレーは一時14番手に浮上したものの、ザウバーのふたり、ウイリアムズのランス・ストロール、ハースのケビン・マグヌッセンらとともにQ1敗退となった。

予選Q2:アロンソ9番手タイムで予選Q3進出

 予選Q2スタートとともにハミルトンがコースイン。残り時間10分を切ろうかというところで、1分33秒560を記録してトップに躍り出た。ボッタスもハミルトンの0.2秒差で2番手に続いた。

 それを追ってフェラーリとレッドブルがコースインするも、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップから0.8秒遅れの3番手に止まり。なお、このセッションでほとんどのドライバーがウルトラソフトタイヤを使用したが、フェルスタッペンのみがスーパーソフトタイヤを装着した。

 1回目のアタックを終えたドライバーたちは一度ピットに帰還。セッション残り3分のところでレッドブル以外のドライバーたちがアタックラップの準備を整え、再びコースインした。

 まずはハミルトンが自己ベストを更新して1分33秒437をマーク。2番手ボッタスとのタイム差を広げた。

 予選Q3進出をかけて戦うドライバーたちは続々とタイムを更新した。中でもマクラーレンのフェルナンド・アロンソは渾身のアタックでルノーのカルロス・サインツJr.に次ぐ9番手タイムを記録し、Q3進出を果たした。

 結局マッサ、クビアト、バンドーン、グロージャンがQ2敗退。グリッド降格が決まっているルノーのニコ・ヒュルケンベルグは予選Q2入りを果たしたがセッション中に走行を行わなかったため、ノータイムで15番手となった。

予選Q3:ハミルトン、驚異的アタックでPP獲得

 予選Q3はフォースインディアのエステバン・オコンが先陣を切り、メルセデスのふたりが後に続いた。

 まずはハミルトンがQ2時に記録した自身のタイムを更新し、脅威の1分33秒108というタイムを記録した。それにボッタスが0.4秒差、さらにライコネンが0.7秒差で3番手に続いた。レッドブルのふたりに次ぐ7番手タイムを記録したのはオコン。アロンソは8番手となった。

 セッション前半でコースインせず、ラストアタックに懸けるルノーのカルロス・サインツJr.以外のドライバーは1回目のアタックを終えて続々とピットインし、最後のアタックに備える。

 セッション残り3分のところで、アロンソとサインツJr.が先陣を切ってコースインした。サインツJr.は1分34秒852を記録してオコンとアロンソの間に割って入り8番手ポジションを確保した。

 さらにベッテルがアタックラップを行うも1分33秒347で、ハミルトンの最初のラップタイムには0.2秒届かなかった。ベッテルの後ろでアタックラップを走っていたハミルトンは、1回目のアタックラップからタイムを更新することはなかった。

 リカルドとライコネンは全くの同タイムで4-5番手。フェルスタッペンは走行ラインを外したため、思うようにタイムが伸びず6番手に終わった。

 結局、ハミルトンが持ち前の集中力を活かした走りでポールポジション、金曜日の走行でトラブルを抱えたため一晩かけてシャシーを一新したベッテルは0.2秒差で2番手となり、タイトルを争うふたりがフロントロウに並ぶこととなった。

 アメリカGP決勝は日本時間の10月23日(月)午前4時よりスタートする。

→F1アメリカGPスターティンググリッド(暫定版)

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 第17戦アメリカGP
サーキット サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
記事タイプ 予選レポート