F1アメリカ:完全ドライとなったFP3もハミルトンが首位。2番手ベッテル
アメリカGPのフリー走行3回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。

日本時間10月22日(土)午前1時よりアメリカGPフリー走行3回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。
雨が降ったアメリカ初日に変わり、2日目は好天に恵まれて気温27度、路面温度33度というコンディションとなった。
インスタレーションラップを行なった後、ほとんどのドライバーがウルトラソフトタイヤを投入して予選シミュレーションを行なった。
セッション開始からしばらくの間、上位チームのドライバーたちがタイムを立て続けに更新し、まずはメルセデスのルイス・ハミルトンが1分35秒125をマークしてトップタイムとなった。
昨日の夜、シャシーを一新したフェラーリのセバスチャン・ベッテルはハミルトンの0.418秒差で2番手に続いた。
セッションの折り返し地点で、ハースのロマン・グロージャンがターン7でコースオフ。4輪ともグラベルに捕まってしまった。
グロージャンのマシンを回収するために約7分間バーチャルセーフティカーが宣言された。
その後、新品のウルトラソフトタイヤを投入したフェラーリがアタックラップを行い、ベッテルが1分34秒570をマークしてトップタイムを塗り替えた。
しかしその後に続いたハミルトンが、最終セクターでミスをしながらもベッテルのタイムを0.092秒上回り、トップの座を奪い返した。
セッション残り10分のところで、メルセデスとフェラーリ以外のドライバーが新品のウルトラソフトタイヤを投入し、フェリペ・マッサが6番手につけた。そしてルノーのニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツJr.が7-8番手タイムを記録した。
最後数分でコースインしたレッドブルのダニエル・リカルドは、チェッカー後のラストアタックでミスをしてタイム更新をすることができず9番手。そのままセッションは終了した。
再びハミルトンがトップタイムを記録して、アメリカGP最後のフリー走行を終えた。アタックラップでミスをしていたハミルトンからはまだ余力を感じさせられ、残りのレースを一戦も落とすことができないベッテルにとってはプレッシャーになりそうだ。
アメリカGP予選はこの後、午前6時よりスタートする。
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シリーズ | F1 |
イベント | 第17戦アメリカGP |
ロケーション | サーキット・オブ・ジ・アメリカズ |