【F1】オーストリア予選詳報:PPボッタス。ハミルトン8番手スタート

オーストリアGPの予選が行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスが自身2度目のポールポジションを獲得した。

 F1第9戦オーストリアGPの予選が行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得した。なお、ボッタスにとって今回のポールポジション獲得は、2017年バーレーンGP以来自身2度目となる。

Q1:ウイリアムズ揃ってQ1敗退

 多くのドライバーは、ウルトラソフトタイヤを装着しコースインしていったが、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネン、そしてボッタスの3人は、スーパーソフトタイヤ履いてQ1に臨んだ。

 セッション序盤ではフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、そのタイヤコンパウンドの違いをものともせず、ウルトラソフトタイヤを装着したレッドブル勢を差し置いてトップタイムを記録した。しかし、フリー走行3回目でブレーキトラブルを抱えたルイス・ハミルトン(メルセデス)が、ウルトラソフトタイヤで1分5秒064をマークし、ベッテルに0.5秒差つけ首位を奪う。

 セッション残り7分を切ったところで、下位にいるドライバーたちが、タイヤを履き替えて2回目のアタックを決行。スーパーソフトタイヤで満足いくタイムを残せなかったライコネンも、ウルトラソフトを履いて2度目のコースインを行った。

 マクラーレンのストフェル・バンドーンが、予選Q1のカットライン付近に位置していたが、なんとかタイムアップして15番手。ギリギリのところでQ2進出となった。チームメイトのフェルナンド・アロンソは、13番手だった。

 一方、ルノーのジョリオン・パーマー、今回のオーストリアGPに向けて投入した大きなアップグレードパッケージが機能しなかったウイリアムズ勢、ザウバー勢がQ1敗退となった。

Q2:マクラーレンQ3進出ならず

 Q2では、ハミルトンのみがスーパーソフトタイヤを装着し、他のドライバー達はウルトラソフトタイヤを履いてコースインした。

 まずハミルトンは、1分4秒800をマークしてトップに躍り出るも、負けじと競りかけてきたベッテルがその0.023秒差で2番手につけた。さらにボッタスが1分4秒640を記録し、トップタイムを塗り替えていく。レッドブルのマックス・フェルスタッペンも1分4秒台を記録して、4番手につけた。

 セッション残り3分というところで、ハミルトンとフェルスタッペン、ライコネン以外がアタックを続行。ボッタスが自己ベストタイムを伸ばして首位の座を堅持し、ベッテルが2番手に浮上した。

 Q2生き残りをかけて戦うエステバン・オコン(フォースインディア)が渾身のラストアタックで10番手に食い込み、晴れてQ3進出した。一方、Q2敗退となったのは、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、マクラーレン勢、ダニール・クビアト(トロロッソ)だった。ハースのケビン・マグヌッセンはQ1で左リヤのサスペンションが破損するトラブルに見舞われたため、Q2に出走することができなかった。

Q3:ボッタス自身2度目のPP獲得

 チームにとって地元レースとなるフェルスタッペンは、スタート前からピットレーン最前列に並び、セッション開始と共にコースに飛び出していった。チームメイトのリカルドもこれに続く。

 セッション前半では、予選を通して調子を上げてきたボッタスがトップタイムを記録した。それに0.042秒差で迫ったのはベッテルだった。

 初めのアタックタイムで、トップのボッタスに0.8秒差つけられたフェルスタッペンは、ドライバー達が2回目のアタックラップのためにピットで待機する中、早々にタイヤを換えてコースインし、2回目のアタックラップを行った。しかしポジションを上げられず6番手に留まった。フェルスタッペンは、首を振ってマシンの中からその悔しさを表した。

 2回目のアタックラップでは、ベッテルとハミルトンがターン1の出口でカウンターを当てたことでタイムを失うシーンがあった。しかも、ハースのロマン・グロージャンがマシントラブルに見舞われ、コース脇にマシンを止めたため、それ以上のタイム更新はなかった。

 そんな中でもフェルスタッペンは、Q3で3回目となるアタックを実施。しかしターン7出口でリヤを滑らせ、その勢いのままグラベルに投げ出されてしまった。

 結局ボッタスがポールポジションを獲得。2番手はベッテル、ハミルトンは3番手となった。4番手以下はキミ・ライコネン(フェラーリ)、ダニエル・リカルド(レッドブル)、フェルスタッペン、グロージャン、セルジオ・ペレス(フォースインディア)、カルロス・サインツJr.(トロロッソ)という順となった。

 なお、ハミルトンはギヤボックス交換を実施したため、この時点で5グリッド降格が確定。よって、オコンの前の8番手から決勝をスタートすることになる。

【リザルト】第9戦オーストリアGP予選

【関連ニュース】

オーストリアFP3詳報:首位ベッテル。ハミルトンはトラブル発生

アロンソ、トラブルによりスペック3エンジンの使用を取りやめ

ハミルトン「今年初めて、初日から良いペース発揮できた」

ハミルトンのギヤボックス損傷。ベッテル追突は無関係

レッドブル、離脱騒動のサインツに警告「育て親の手を噛むな」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストリアGP
サーキット レッドブルリンク
記事タイプ 速報ニュース