F1チーム、2018年導入のコックピット安全装置はハロで大筋合意

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F1チーム、2018年導入のコックピット安全装置はハロで大筋合意
執筆: Lawrence Barretto
協力: Dieter Rencken
2017/07/19 23:50

F1ストラテジーグループによる会合で、2018年に導入するコックピット保護デバイスは”ハロ”になることが大筋で合意された。

Pierre Gasly, Red Bull Racing RB12 Test Driver running the Halo cockpit cover
Kevin Magnussen, Renault Sport F1 Team RS16 with the Halo cockpit cover
Felipe Massa, Williams FW38 with the Halo cockpit cover
Renault Sport F1 Team RS16 with a Halo cockpit cover
Sebastian Vettel, Ferrari SF16-H with the Halo cockpit cover
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H, cockpit shield
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H, cockpit shield
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W08, Kimi Raikkonen, Ferrari SF70H, Max Verstappen, Red Bull Racing RB13, Sebastian Vettel, Ferrari SF70H

 F1ストラテジーグループによる会合で、2018年に導入するコックピット保護デバイスは”ハロ”になることが大筋合意された。

 FIAは、2018年に向けてコックピット保護デバイスの導入を検討してきた。そのデザインの選択肢は、ハロとシールドの2パターンある。

 すでにハロは何度もテストが行われてきており、全てのチームが少なくとも1回は試している。一方でシールドは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがイギリスGPのフリー走行で初めてテストを行なっただけだ。

 さらにベッテルは、シールドを搭載したことでめまいを起こしたと訴えており、ハースのロマン・グロージャンは、2016年に試したハロと同じくらい”悪い”印象を得たとコメントしている。

 この問題は、今週水曜日にジュネーブで行われた会合で議論され、シールドはさらなる改良が必要であると結論づけられたため、このアイデアは棚上げされるようだ。なお、会合の中で10チーム中9チームがハロの採用に投票した。

 世界モータースポーツ評議会による最終決定が必要となるが、必要に応じてインターネット投票でそれを完了させることもできる。

 これまでF1ストラテジーグループには、F1に参戦する10チーム中、メルセデスとフェラーリ、レッドブル、ウイリアムズ、マクラーレン、フォースインディアの6チームのみが参加していた。しかし最近行われた会議には、F1のモータースポーツ・マネージングディレクターであるロス・ブラウンが、正式に会議を参加していないチームをオブザーバーとして参加させるアイデアを提唱しており、今回の会議もそのような形が採られたと考えられている。正式にグループに参加していないオブザーバーたちだが、時に様々な議題について、彼らの見解を求められたという。

コスト管理ワーキンググループ

 ストラテジーグループは、コスト管理の問題についても議論を交わした。それによりF1グループ代表者を含むワーキンググループを立ち上げ、今後も持続可能なものにしていくための基準を、F1に”実装”していくことになったという。

 議題は全体的なショーを改善する方法が中心となり、次回の会議の前に、研究のためいくつかのアイデアが提案されるという。

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シリーズ F1
執筆者 Lawrence Barretto
記事タイプ 速報ニュース