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「F1デビューに値する」とシトロキンの才能に太鼓判を押すルノー

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「F1デビューに値する」とシトロキンの才能に太鼓判を押すルノー
執筆:
協力: Oleg Karpov
2017/11/29 3:33

ルノーのアラン・ペルマーネは、ピレリのタイヤテスト2日目にウイリアムズのマシンを走らせるシロトキンに高い評価を下している。

 ルノーのトラックサイド・オペレーション・ディレクターであるアラン・ペルマーネは、11月29日にアブダビでウイリアムズのマシンをテストするセルゲイ・シロトキンについて、F1をドライブするに値する才能があると語る。

 GP2やフォーミュラ・ルノー3.5で優勝経験を持つシロトキンは、過去2年間にわたりテストやフリー走行でルノーのマシンを走らせてきた。しかしルノーは2018年のドライバーとしてカルロス・サインツJr.とニコ・ヒュルケンベルグを走らせることを決めたため、シロトキンが同チームから来季F1デビューする可能性は、皆無となった。

 シロトキンは現在もルノーとの契約下にはあるものの、アブダビで行われているピレリのタイヤテスト2日目に、ウイリアムズのマシンを走らせる。

 来季、ウイリアムズでランス・ストロールのチームメイトを務める最有力候補はロバート・クビサだとみられているが、同チームのチーフ・テクニカル・オフィサーであるパディ・ロウによれば、シロトキンの名も候補としてリストアップされているという。

 シロトキンがF1デビューに値するかどうかと尋ねられたペルマーネは、「私はそう思う。正直、本当にね」と語った。

「いつもそういうことを言っているのは、もちろん分かっている。なぜなら、彼は我々と一緒に働いているからね。しかし、彼は良いペースで走ることができると思う。本当にそう思うんだ。そして彼は、仕事をする上での”倫理”も持ち合わせている」

 シロトキンは今季、ソチとバルセロナでフリー走行1回目の走行を担当した。しかし早々にトラブルに見舞われたためマシンを降りねばならず、十分な距離を走ることはできなかった。ペルマーネ曰く、シロトキンは「非常に不運」だったという。

「今年、彼は我々と働く中で、本当に不幸なことがあった。正直に言って我々は、彼に対して十分に良い仕事をすることができなかった。彼は4回のフリー走行を走ったが、そのうち2回は完全にトラブルに見舞われてしまったと思う」

 そうペルマーネは語る。

「しかし、ウエットコンディションになったマレーシアでの(ジョリオン)パーマーのインターミディエイトでのタイムと比較すれば、満足にマシンをドライブしていないのにも関わらず、良い仕事をした。彼はとても速かった」

「またクルマを降りた時についても、私は彼の欠点を指摘することができない。彼がそれに取り組むための努力、オフィスで彼がもたらすフィードバック、彼のエンジニアとの仕事ぶりへの満足度など、全く問題はない」

 ルノーのレギュラードライバーであるヒュルケンベルグも、ペルマーネの”シロトキン評”を支持する。

「彼はとても謙虚だし、現実的な男だ。そして、彼はとても勤勉だと思う」

「残念なことに、彼にはかなりの不運があった。フリー走行1回目を走るチャンスは何度かあったけど、マシントラブルがあったり、天候が悪かったり……いつも何かが起きたんだ」

「彼はかなり熟練したドライバーだと思うけど、彼は自分に何ができるかということを見せられなかったと思う」

 そしてヒュルケンベルグは、シロトキンが今回ウイリアムズのテストを行うことについて、「そのチャンスに値する人物だ」と締めくくった。

 ルノーが2012年のマシンを用いてバレンシアでクビサを走らせた際、それとは別日にシロトキンも走行した。そして、クビサの方が速いラップタイムを記録したと言われている。

 シトロキンはこれについて、「書かれたことはある程度真実だ」と認めたが、ペルマーネはシロトキンに対して”不公平だ”と感じたという。

 このバレンシアのテストについて尋ねると、ペルマーネは次のように語った。

「全てのことが公平だったとは思わない。報道が正しい情報やその他の何かを得ているとも思えない」

「正直なところ、その2日を比較することはあまり意味がない。特にバレンシアやポール・リカールのようなサーキットは、普段あまり使われていないため、マシンが走ると路面は急速に変化していくのだ」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー セルゲイ シロトキン
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Valentin Khorounzhiy