F1デビュー戦14位のガスリー「SFのタイトルは今年しか挑戦できない」

シェア
コメント
F1デビュー戦14位のガスリー「SFのタイトルは今年しか挑戦できない」
執筆: 赤井邦彦
2017/10/01 23:38

トロロッソからF1デビューを果たしたガスリーは13位。スーパーフォーミュラの最終戦に出るのか、アメリカGPに出るのか、注目が集まる。

Pierre Gasly, Reserve Driver, Red Bull Racing, signs autographs for fans
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso on the drivers parade
Lance Stroll, Williams FW40, Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12, Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR12, on the formation lap
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR12
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR12
Carlos Sainz Jr., Scuderia Toro Rosso STR12 leads Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR12
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR12 battles, Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso signs autographs for the fans
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR12
Pierre Gasly, Reserve Driver, Red Bull Racing
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR12
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR12
Pierre Gasly, Scuderia Toro Rosso STR12

 F1マレーシアGP決勝レース。F1デビュー戦をトロロッソで迎えたピエール・ガスリーは、14位に終わった。

 レース後ガスリーは、こう報道陣に語った。

「ポジティブなレースだったと思う。速いクルマが後ろから来てブルーフラッグが振られたり、タイヤマネージメントに苦労したが、ピットを出たらプッシュするしかないので、頑張った。ミスはひとつも犯さなかったと思うし、価値ある週末だった」

 そうガスリーは語った。

「体力もなんとかもった。20周を過ぎた頃、水を飲もうとしてボタンを押したら、口に入らず首元に溢れてしまった。それからは喉が渇いて……参ったんだ。でも、アドレナリンが出ていたので、最後までプッシュすることができた」

「シートが合っていなかったのか、クルマの中で身体が動いてしまって背中が痛いんだ。鈴鹿ではもっと身体に合ったシートを用意してもらうつもりだ」

 そんな厳しい状況でも、ガスリーは入賞を目指してプッシュした。しかし、最後にはタイヤの”美味しいところ”が残っておらず、ペースを上げきれなかったという。

「最後はタイヤが残っていなくて、プッシュできなかった」

 そうガスリーは語る。

「入賞できるように頑張ったけど、14位が精一杯だった。タイヤマネジメントについてはもっと学ばなければいけないけど、良い経験になったと思う。とにかく多くのことを理解できたので、日本GPが楽しみだ」

「今週末の目標は、ベストを尽くすことだった。そのためには良いクルマを作り、それを速く走らせることが必要だった。予選では良いタイムを出せたし、その調子をレースまで持ってくることができた。週末を通じて、ポジティブな方向へ物事を持っていくことができたんだ。この調子で成長を続けていきたい」

 ガスリーの念願だったF1デビュー。その感慨もひとしおだったようだ。

「スタート前にマレーシア国家が流れた時、僕はここに来られて幸せだと思った。同時に、これまでのことが思い出された。そしてコクピットに座り、どうやってスタートするか、フォーメーションラップをどう走るか、その手順を確かめていた。その順番は、間違わずに思い出すことができたので、大丈夫だと思った。これは良い兆候だし、次の鈴鹿にはさらに自信を持ってレースに臨むことができる」

「スタート前にエンジニアから、『ターン1では無茶するな。とにかく完走を目指せ』と言われていた。その言いつけを守って走ったんだ」

 今回ガスリーは、ダニール・クビアトのシートを奪う形でF1デビューを果たした。そのクビアトについては「あまり話したくない」とガスリーは語る。

「ダニールのことはあまり話したくない。今、彼と話すのはとても難しいので、喋っていないんだ。何を喋ればいいのか、分からないんだ。今は自分のこと、自分の将来のことを考えるので精一杯なんだ。僕の方から彼に何かポジティブなことは言えないけど、パドックで会うことができたら話をするよ」

 ガスリーは今回のマレーシアと次戦日本GPでF1に参戦し、アメリカGPは出走せずにスーパーフォーミュラの最終戦にタイトルをかけて挑むとみられていた。しかし土曜日には、「F1参戦のオファーがあれば、アメリカ行きを選ぶ」と発言していた。これについてガスリーは、改めて説明した。

「アメリカGPにお呼びがかかったら、鈴鹿でのスーパーフォーミュラよりもアメリカ行きを選ぶと言った。でも、本当はまだよく分からないんだ。スーパーフォーミュラでタイトルを獲ることは、貴重な経験だということはよく分かっている。フォーミュラ・ルノー2.0でタイトルを獲り、GP2でもチャンピオンになった。それに加えてスーパーフォーミュラでもタイトルを獲ることができるなら、それは素晴らしいことだと思っている」

 そうガスリーは語る。

「F1は僕の中ではまだ始まったばかり。これから先、いくつものレースが待っているだろう。でも、スーパーフォーミュラのタイトル争いは、今年しかできないことを理解している」

「F1を経験した後、スーパーフォーミュラのようなレースに出るのは、いいことだと思う」

「でも、僕のゴールはもちろんF1だ。だから、いつかはF1でもタイトルを獲得できるように頑張る」

【関連ニュース】

次の F1 ニュース
オコン「サインツJr.は僕にまっすぐ突っ込んできた」と批判

前の記事

オコン「サインツJr.は僕にまっすぐ突っ込んできた」と批判

次の記事

マレーシアGP:フェルスタッペン今季初優勝。ライコネン出走できず

マレーシアGP:フェルスタッペン今季初優勝。ライコネン出走できず
Load comments

この記事について

シリーズ F1
イベント マレーシアGP
ロケーション セパン・インターナショナル・サーキット
ドライバー ピエール ガスリー
チーム トロロッソ 発売中 , team Mugen
執筆者 赤井邦彦
記事タイプ 速報ニュース