【F1ベルギーGP】FP1詳報:首位ライコネン。ハミルトンはソフトで2位

ベルギーGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムを記録した。

 約1ヵ月間のサマーブレイクが明け、F1第12戦ベルギーGPが開幕。そのフリー走行1回目(FP1)が8月25日(金)に行われ、フェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムを記録した。

 天候は晴れ、会場であるスパ・フランコルシャンは気温22度、路面温度18度というコンディションだった。

 セッション開始とともにマクラーレンのストフェル・バンドーンがコースイン。そこから数分間、全ドライバーがインスタレーションを済ませた。なおバンドーン、メルセデスのルイス・ハミルトン、ザウバーのマーカス・エリクソンらは、ハロをつけて走行を行った。またマクラーレンのフェルナンド・アロンソは、ピットを出て間も無く、チーム無線で「ノーパワー」と訴えるシーンがあったが、ピットに帰還後すぐに修復することができた。

 フォースインディアのエステバン・オコンを筆頭に、ドライバーたちが2度目のコースインを行う。しかしセッション開始から15分後、マルメディでフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)がクラッシュ。これにより赤旗が振られた。ハンガリーGPを病欠したため、病み上がりのマッサは、マルメディのイン側の縁石に乗りすぎてバランスを崩し、マシンのコントロールを失ったようだ。マッサはそのままアウト側にオーバーシュートし、グラベルを突っ切ってタイヤウォールにマシン左側を強くクラッシュさせた。クラッシュ後、マッサに別状はなかったようで、自力でマシンを降りてメディカルカーに乗った。

 クラッシュから約10分後にマシンの回収とコース修復が完了し、セッションが再開。まずコースインしたのはオコンで、1分48秒962をマークした。

 その数分後にトップチーム勢がコースイン。フェラーリ勢、ダニエル・リカルド(レッドブル)らが立て続けにトップタイムを更新し、結局ルイス・ハミルトン(メルセデス)の1分47秒410がトップタイムとなった。

 しかしリカルドがタイムを更新し、セッション1分46秒台をマーク。それに負けじと食らいついたハミルトンが1分46秒439を記録してトップタイムを奪い返した。

 トップ勢による激しいタイム更新合戦が続く中、セッション時間はすでに折り返し地点に到達。この時点でタイムを残せていないのは、クラッシュしたマッサとザウバーのパスカル・ウェーレインのみだった。ウェーレインはトラブルを抱え、ほとんどの時間をピットで過ごした。

 その後ドライバーたちは続々とピットに帰還し、後半のセッションに備えた。

 セッション残り時間30分を切ったところで、ソフトタイヤを履いたバルテリ・ボッタスがアタック。チームメイトであるハミルトンのタイムを0.015秒上回った。しかし次のラップのターン13でイン側をはみ出しながら走行していたボッタスがコースアウト。速度域は高くないにもかかわらず、ボッタスはバランスを崩したように奇妙な動きをしていた。タイヤウォールにマシンを軽くぶつけたボッタスだが、自走でピットに帰還することができた。

 その間、ウルトラソフトタイヤで自己ベストを更新し、ボッタスのタイムを上回ったのはレッドブル勢。それをさらに上回ったのはハミルトンであり、ソフトタイヤで1分45秒555を記録してトップタイムとなった。

 遅れてコースインしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ウルトラソフトタイヤでハミルトンの0.092秒差に迫った。さらにセッション残り5分のところで、ベッテルのチームメイトであるキミ・ライコネンがウルトラソフトタイヤで1分45秒502をマークし、トップタイムとなった。

 その後、タイムが更新されることはなく、結局スパで4勝した経験を持つライコネンがトップタイムでセッションを終えた。2番手はライコネンから0.053秒差つけられたハミルトン。それにベッテルが3番手で続いた。

 4-5番手はレッドブル勢。ただトップ3からは0.8秒という大きな差をつけられている。6番手はコースアウトを喫したボッタス。7番手はトロロッソのカルロス・サインツJr.。8番手はFP1で最も周回数を稼いだオコンであった。

 マクラーレン勢はバンドーンが10番手でトップ10入り。アロンソは13番手となっている。

 今回のセッションでは、フェラーリとレッドブルがウルトラソフトタイヤでアタックを行なったが、メルセデスのみウルトラソフトタイヤを装着していない。それでもハミルトンは、ウルトラソフトタイヤを履いたライコネンの僅差につけた。実際の差がいかほどになるのか、次のFP2での結果に注目したいところだ。

 フリー走行2回目はこの後、日本時間21時よりスタートする。

【リザルト】第12戦ベルギーGP:フリー走行1回目

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ベルギーGP
サーキット スパ・フランコルシャン
記事タイプ 速報ニュース