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F1メキシコGP:ミディアムが予想以上に機能。1ストップ作戦が主流に

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F1メキシコGP:ミディアムが予想以上に機能。1ストップ作戦が主流に
執筆:
2016/10/31 2:50

F1メキシコGPでは各コンパウンド間の差は少なく、多くのドライバーが1ストップ戦略を採った。

 メキシコGPのコンディションは週末を通して路面温度が40℃前後と高く、タイヤ選択がレースの結果に大きく影響を及ぼすことになった。また、エルマノス・ロドリゲス・サーキットはピットレーンが全グランプリ中最も長く、これもピットストップ戦略に影響を及ぼす要素といえた。可能であればピットストップの回数は減らしたいところだ。1ストップ作戦が主流になったのはそのためだろう。

 この考えに則ると、大方のチームは柔らかいコンパウンドを序盤に使って好順位を確保してから、タイヤ交換をした後はその順位を守る作戦が常識的。つまり、序盤にソフトまたはスーパーソフトを選択することになる。ただし、ソフトとスーパーソフト、ミディアムの差が思ったほど大きくないために、スタート時のタイヤ選定はチームによって異なった。

 多くのチームがソフトでのスタートを選んだのは、ピットストップ回数を減らすためだろう。しかし、レッドブルは常識的にスーパーソフトを選んでレースをスタートしていった。結果から言うと、ソフトの方がスーパーソフトより寿命もタイムも上だった。これはレッドブルにとれば予想外のこと。更に言うなら、ミディアムの寿命が他の2種に比べて優れているのは当然だが、タイムも十分に速く、ベッテルは1分22秒497を記録しており、スーパーソフトの最速タイム1分23秒146(ケビン・マグヌッセン)を凌いでいる。

 結果的には1位ハミルトン、2位ロズベルグ、3位ベッテル(ペナルティで5位に降格)の上位3名はソフトでスタート、その後ミディアムに交換してレースを走りきっている。

 ピレリのモータースポーツ・ディレクターであるポール・ヘンベリーは、「レースは予測できない要素が多かったが、各チームは状況の変化に良く対応したと思う。タイヤの磨耗が少なかったこともあるが、多くのドライバーは1回のタイヤ交換でレースを走りきった」と、語っている。

 

Pirelli Pit Stop Summary
Pirelli Pit Stop Summary

Photo by: Pirelli

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この記事について

シリーズ F1
イベント メキシコGP
ロケーション アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
執筆者 赤井邦彦