【F1モナコGP】FP2:ベッテル圧倒的首位。メルセデスは苦戦なのか?

F1第6戦モナコGPのフリー走行2回目(FP2)が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 F1第6戦モナコGPのフリー走行2回目(FP2)が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

 フリー走行1回目(FP1)の後、1時間半のインターバルを挟み、FP2がスタート。

 まずはマシントラブルを抱えたせいで、FP1のセッションのほとんどをガレージで過ごしたルノーのニコ・ヒュルケンベルグとザウバーのマーカス・エリクソンがコースインした。それにハース勢と、ジョリオン・パーマー(ルノー)らが続く。

 序盤での好タイムを記録したのは、トロロッソのダニール・クビアトであった。ウルトラソフトタイヤを装着したクビアトは、1分13秒331をマーク。それに姉妹チームであるレッドブルのマックス・フェルスタッペンが約0.1秒差で2番手につけた。

 セッションスタートから10分後、フォースインディアのエステバン・オコンがリヤを滑らせ、マシンの左ホイールをアウト側のガードレールにヒット。オコンは自走でピットに戻り、ガレージでの作業に入った。またパーマーもマシントラブルを抱えることになった。ミラボーの入り口でパーマーのマシンが煙をあげ、トンネル手前でマシンを停車させた。

 その間、メルセデスのふたりがスーパーソフトタイヤを履いてピットアウト。3番手のカルロス・サインツJr.(トロロッソ)の0.3秒差で4番手につけたルイス・ハミルトンは、チーム無線でスーパーソフトの感触が芳しくないことを報告した。

 セッションスタート20分過ぎたところで、作業が長引いていたフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、スーパーソフトを履いてようやく1回目のコースイン。1分14秒036を記録し、同じタイヤコンパウンドのメルセデス勢を上回り、5番手タイムとなった。

 その間、レッドブルのダニエル・リカルドが、1分13秒280(ウルトラソフト)をマークしてトップタイムを塗り替えた。その後、レッドブルとトロロッソの2チームはロングランに入った。

 その間にウルトラソフトのキミ・ライコネン(フェラーリ)が、リカルドの0.003秒差で2番手。ベッテルもウルトラソフトに履き替え、1分12秒759をマークしてトップに立ち、さらにそのタイムを1分12秒720まで延ばした。

 セッション残り37分のところで、ランス・ストロール(ウイリアムズ)がクラッシュを喫した。ボー・リバージュを上がった左コーナー”マセネー”でリヤを滑らせてしまい、カウンターを当てたものの間に合わず、アウト側のガードレールに激しくクラッシュした。マシンはフロントウイングが脱落し、マシンの右側面が大破してしまった。その影響でバーチャルセーフティカーが出動し、さらにその後レッドフラッグとなった。

 残り30分というところからセッションが再開。各車ともにロングランにプログラムを移した。もっとも柔らかいウルトラソフトタイヤでも、ほとんどデグラデーション(タイムの劣化)が見られず。決勝レースでも、ピットストップ回数が少なりそうな予感だ。

 結局、FP2はベッテルが首位。2番手は0.4秒差でリカルド、3番手はライコネンだった。

 4番手以下は、クビアト、サインツJr.、フェルスタッペン、セルジオ・ペレス(フォースインディア)、ハミルトン、ケビン・マグヌッセン(ハース)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)という順位となった。

 メルセデス勢はスタートしてから40分後にスーパーソフトからウルトラソフトに履き替えてコースインしたものの、上位に上がってくることはなかった。しかも、彼らはFP1と比較してもペースを落としており、その真意が気になるところだ。

 マクラーレンのふたりは、ストフェル・バンドーンが11番手、12番手にジェンソン・バトンが続いた。

 フリー走行3回目は1日休みを挟んで5月26日(土)、日本時間18時よりスタートする。

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F1 2017 モナコGP フリー走行2回目

ClaドライバーChassisエンジンLaps時間ギャップインターバルkm/h
1 5 germany  セバスチャン ベッテル  Ferrari Ferrari 37 1'12.720     165.198
2 3 australia  ダニエル リカルド  Red Bull TAG 34 1'13.207 0.487 0.487 164.099
3 7 finland  キミ ライコネン  Ferrari Ferrari 45 1'13.283 0.563 0.076 163.928
4 26 russia  ダニール クビアト  Toro Rosso Renault 40 1'13.331 0.611 0.048 163.821
5 55 spain  カルロス サインツ Jr.  Toro Rosso Renault 42 1'13.400 0.680 0.069 163.667
6 33 netherlands  マックス フェルスタッペン Red Bull TAG 35 1'13.486 0.766 0.086 163.476
7 11 mexico  セルジオ ペレス  Force India Mercedes 44 1'13.799 1.079 0.313 162.782
8 44 united_kingdom  ルイス ハミルトン  Mercedes Mercedes 30 1'13.873 1.153 0.074 162.619
9 20 denmark  ケビン マグヌッセン  Haas Ferrari 45 1'13.890 1.170 0.017 162.582
10 77 finland  バルテリ ボッタス  Mercedes Mercedes 38 1'13.902 1.182 0.012 162.555
11 2 belgium  ストフェル バンドーン  McLaren Honda 41 1'13.946 1.226 0.044 162.459
12 22 united_kingdom  ジェンソン バトン  McLaren Honda 36 1'13.981 1.261 0.035 162.382
13 19 brazil  フェリペ マッサ  Williams Mercedes 45 1'14.003 1.283 0.022 162.333
14 8 france  ロマン グロージャン  Haas Ferrari 43 1'14.022 1.302 0.019 162.292
15 31 france  エステバン オコン  Force India Mercedes 46 1'14.093 1.373 0.071 162.136
16 18 canada  ランス ストロール  Williams Mercedes 27 1'14.474 1.754 0.381 161.307
17 27 germany  ニコ ヒュルケンベルグ  Renault Renault 40 1'14.870 2.150 0.396 160.454
18 30 united_kingdom  ジョリオン パーマー  Renault Renault 8 1'15.616 2.896 0.746 158.871
19 9 sweden  マーカス エリクソン  Sauber Ferrari 31 1'15.691 2.971 0.075 158.713
20 94 germany  パスカル ウェーレイン  Sauber Ferrari 36 1'15.695 2.975 0.004 158.705

 

 

 

 

 
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この記事について
シリーズ F1
イベント名 モナコGP
サーキット モンテカルロ
記事タイプ フリー走行レポート