【F1ロシアGP】FP1:ライコネン首位。バンドーンにまたしてもトラブル

F1第4戦ロシアGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムをマークした。

 F1第4戦ロシアGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムをマークした。

 今回のグランプリには、最も軟らかいタイヤの組み合わせであるソフト・スーパーソフト・ウルトラソフトタイヤが持ち込まれている。会場となるソチ・オートドロームは気温19度、路面温度33度、雲ひとつない快晴というコンディションでセッションがスタートした。

 まずコースに飛び出したのは、ザウバーのパスカル・ウェーレイン。今回のフリー走行1回目は、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)に代わり、サードドライバーを務めるセルゲイ・シロトキンが走行を担当。彼も早速コースインしていった。マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、フロントタイヤの後ろに空力測定装置をつけながらインストレーションラップを完了した。

 セッション開始10分が過ぎ、メルセデスの2台がソフトタイヤで計測ラップに突入。まずバルテリ・ボッタスが1分39秒871をマークした。

 その直後、アウトラップを走っていたシロトキンがターン2のコース脇でにマシンを止めてしまった。MGU-Kを使用して再始動を試みたシロトキンだったが、結局再始動はできず、マーシャルによってマシンがコース外に出されてしまった。F1マシンを走らせる貴重なチャンスが、わずかな走行で失われてしまった。

 この間に、ルイス・ハミルトンが1分39秒558をマークし、チームメイトのボッタスを上回った。

 セッション開始24分、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがソフトタイヤで1分38分709をマークしトップに。ただ、その直後にボッタスがスーパーソフトタイヤを投入し、1分36秒998を記録した。ハミルトンもスーパーソフトタイヤを使ってタイムを出したがボッタスには0.609秒及ばなかった。路面はまだまだ埃っぽいようで、コーナーで挙動を乱すマシンが多く見られた。

 セッション残り50分を前に、一旦全車がピットイン。この時点でのオーダーは、メルセデスの2台がスーパーソフトタイヤを使用し1-2。フェラーリのベッテル、キミ・ライコネンがソフトタイヤで3番手、4番手に続いた。マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは7周を走行し14番手、バンドーンは9周走行し16番手でセッションを折り返した。

 しばらくコースに出るマシンがいなかったが、セッション残り37分頃にハースのケビン・マグヌッセンやウイリアムズのランス・ストロール、フォースインディアのセルジオ・ペレス、エステバン・オコンらがコースインした。

 今回からブレーキのサプライヤーを変えたハース。しかしこのセッション中、ホイールからおびただしい量のカーボンダストを出しており、ブレーキに抱えた問題が完全には解決していないことをうかがわせた。

 セッション残り31分ごろ、ライコネンがスーパーソフトタイヤを投入。1度アタックを中断したものの、2度目のアタックで1分36秒074をマークし、0.045秒ボッタスを上回りトップに浮上した。

 セッション残り25分すぎ、オコンのマシンのエンジンカバーが脱落し、ピットレーン出口付近に落下してしまった。これによりセッションは赤旗中断。レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスーパーソフトタイヤのアタックが邪魔されてしまった形となった。

 セッションは残り21分から再開。すぐさまベッテルがスーパーソフトを装着しアタックに向かった。ベッテルのアタックにはミスもあり、タイム更新はならず。2度目のアタックでライコネンから1.156秒遅れの4番手となった。

 そのまま走行を続けていたベッテルだが、ターン17でスピンを喫してしまった。幸いマシンにダメージはなく、一度ピットインしたもののすぐにコースに復帰している。この間に、改めてアタックを行ったフェルスタッペンが4番手に浮上した。

 セッション残り5分を前に、バンドーンがコース上をスロー走行。無線でパワーがないことを訴えた。それまでノートラブルでセッションを進めていたマクラーレン・ホンダにとっては痛いトラブルとなった。

 結局、ライコネンが首位でセッション終了。2番手ボッタス、3番手ハミルトンのメルセデス勢はセッション終盤、ユーズドのソフトタイヤで走行を重ね、着々とレースに向けた準備を進めていた。4番手にはフェルスタッペンが入ったが、タイヤのウォームアップに問題を抱えているような無線を飛ばしており、こちらは順調というわけではなさそうだ。アタックをまとめきれなかったベッテルは5番手となった。

 6番手以下、ダニエル・リカルド(レッドブル)、ペレス、フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)、ストロール、オコンというトップ10だった。

 フリー走行2回目は、この後日本時間21時からスタートする。

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F1 2017 ロシアGP フリー走行1回目 タイム結果

ClaドライバーChassisエンジンLaps時間ギャップインターバルkm/h
1 7 finland  キミ ライコネン  Ferrari Ferrari 19 1'36.074     219.131
2 77 finland  バルテリ ボッタス  Mercedes Mercedes 24 1'36.119 0.045 0.045 219.028
3 44 united_kingdom  ルイス ハミルトン  Mercedes Mercedes 23 1'36.681 0.607 0.562 217.755
4 33 netherlands  マックス フェルスタッペン Red Bull TAG 19 1'37.174 1.100 0.493 216.650
5 5 germany  セバスチャン ベッテル  Ferrari Ferrari 19 1'37.230 1.156 0.056 216.525
6 3 australia  ダニエル リカルド  Red Bull TAG 19 1'37.290 1.216 0.060 216.392
7 11 mexico  セルジオ ペレス  Force India Mercedes 29 1'37.457 1.383 0.167 216.021
8 19 brazil  フェリペ マッサ  Williams Mercedes 29 1'37.900 1.826 0.443 215.043
9 18 canada  ランス ストロール  Williams Mercedes 30 1'37.944 1.870 0.044 214.947
10 31 france  エステバン オコン  Force India Mercedes 28 1'38.065 1.991 0.121 214.682
11 26 russia  ダニール クビアト  Toro Rosso Renault 17 1'38.496 2.422 0.431 213.742
12 20 denmark  ケビン マグヌッセン  Haas Ferrari 23 1'38.747 2.673 0.251 213.199
13 14 spain  フェルナンド アロンソ  McLaren Honda 16 1'38.813 2.739 0.066 213.056
14 55 spain  カルロス サインツ Jr.  Toro Rosso Renault 17 1'38.976 2.902 0.163 212.706
15 30 united_kingdom  ジョリオン パーマー  Renault Renault 16 1'39.158 3.084 0.182 212.315
16 8 france  ロマン グロージャン  Haas Ferrari 17 1'39.533 3.459 0.375 211.515
17 2 belgium  ストフェル バンドーン  McLaren Honda 19 1'39.541 3.467 0.008 211.498
18 94 germany  パスカル ウェーレイン  Sauber Ferrari 21 1'39.731 3.657 0.190 211.095
19 9 sweden  マーカス エリクソン  Sauber Ferrari 20 1'40.079 4.005 0.348 210.361
20 46 russia  セルゲイ シロトキン Renault Renault 2        

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ロシアGP
サーキット ソチ・アウトドローモ
記事タイプ 速報ニュース