F1新ロゴ、ドライバーにも不評!? ハミルトン「あまり象徴的では……」
アブダビGPの表彰台で発表されたF1の新ロゴについて、ハミルトンは以前のロゴほど”良くはない”という感想を持ったようだ。










F1のオーナーとなったリバティ・メディアは、これまで長年に渡って親しまれてきたF1のロゴが、デジタルプラットフォームや商品展開に適していないと主張。よりシンプルなデザインのロゴに置き換えることになり、2017年シーズンの最終戦アブダビGPの表彰台でお披露目された。
「古いロゴの右側の部分を、袖に縫い付ける事はできない」と、F1の商業部門のボスであるショーン・ブラッチズは語った。
「特に近年、多くのブランドがデジタルスペースに参入するためにマークやロゴを単純化しようとしている」
「スターバックスやコカ・コーラもロゴを簡略化し、デジタルに参入している。我々も、もう少し先に進む必要があると感じたし、今後前進していく我々にとっての基礎としてロゴを再構成しなければならないと感じた」
しかしながら、新しいロゴはファンからあまり受け入れられていない。さらにはハミルトンも、レース後に新しいロゴは以前のモノと比べてそれほど象徴的ではないと語った。
「僕たちがすでに使っていたロゴは、象徴的なモノだったと思う」
「フェラーリがロゴを変更したり、メルセデスがロゴを変更したりすることを想像してみてほしい」
「新しいロゴは象徴的だとは思わないが、おそらくこれから成長していくのだろう」
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは「古いロゴの方が好きだった」と付け加えている。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、イメージを新しくしたいというリバティの望みに理解を示し、ロゴの刷新が成功したかどうかはF1の財政状態がどうなるかで判断されると主張した。
「それを私に語れと? それがより多くのキャッシュを生み出せば、とてもうまくいったと言えるだろう」
「言うまでもなく経営陣が新しくなっており、彼らはブランドイメージの刷新を進めている」
「新しいオーナーが、斬新なイメージを求めていることは理解出来る。結局はロゴがそのイメージを示すんだ」
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