F1首脳、F2ドライバーを金曜日FPに参加させるアイデアを評価中

ロス・ブラウンは、F1首脳陣が金曜日のフリー走行にF2ドライバーを定期的に参加させる案を検討していると明らかにした。

 2000年代半ば、当時サードドライバーだったセバスチャン・ベッテルやロバート・クビサらは、定期的にプラクティスセッションへ参加し、F1ドライバーとして名を成していった。当時はフリー走行で3台目のマシンを走らせることが可能であった。

 しかし2006年シーズン末をもって、サードカーをフリー走行に参加させることはできなくなった。それでも時折チームは、プラクティスセッションにレギュラードライバー以外の若手ドライバーを参加させている。

 F1のスポーツ面のマネージングディレクターであるブラウンは、F1ドライバーの代役として不意にF2ドライバーがF1に参戦する例を取り上げ、ジュニアドライバーが練習もなしにF1のセッションに参加する事態は賢明でないと語る。

「F1走行の経験がないドライバーをセッションに参加させることは危険だ」

「できる限り準備しておく必要がある。おそらく金曜日の朝に練習すべきだろう。彼らが参戦するのにそのような取り組みは必要だ」

 「ろくに準備もせず問題を抱えたままF1マシンに乗り、間違った乗り方をすれば、彼らのキャリアが失われる可能性がある」

「この前、フェリペ(マッサ/急病のためハンガリーGPを欠場している)の代役として、急遽F2ドライバーを立てたのなら、フェアなものだとは言い難かっただろう。彼にはF1に参加する準備する間もなかっただろうから」

「それを解決する構想があり、我々は実行したいと考えている。若いドライバーたちにドライブする機会を与えるため、金曜日のプラクティスで何かできないか積極的に話し合いを行なっている」

 さらにブラウンに対し、F1にはMotoGP-Moto2-Moto3のような繋がりがないことを指摘すると彼は次のように語った。

「私も同感だ。今はF1にもMotoGPのようなカテゴリーの関連性を作り、段階を追って昇格することができるプラットフォームを創造するチャンスだ」

「もしF3やF2の若いスタードライバーが、(マックス)フェルスタッペンのようにF1に参入することになれば、素晴らしい」

「我々が見たいのはそういうものだ。F1の週末に行われるレースに参加することで、ファンは彼らとの関わりを持つきっかけができる。それは商業的にもスポーツ的にも多くの利益をもたらすと考えられる」

 またブラウンは現時点では障壁があるものの、F1のレギュレーション変更に先立ち、F2にそのレギュレーションを導入し、テスト的な役割を果たすことを望んでいる。

「同じ傘下にあるカテゴリーなのだから、どのようにアイデアやコンセプトを開発されているのかを知りたいはずだ」

「F2はリバースグリッド方式を取り入れ、非常にうまく機能させている。しかし、F1とF2の存在意義が異なるため、必ずしもF1が倣う必要はない」

「F2にはF1にはない2レース制がある。さらにセーフティカー解除後のレース再開時や、グリッドスタートの手順を我々は検討し始めている。そのようなものであればF2からF1に取り入れることは容易だ」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース