【F1】ヒュルケンベルグ「マグヌッセンは弟みたい」と暴言を受け流す
ニコ・ヒュルケンベルグは、ハンガリーGPのレース後にケビン・マグヌッセンと口論した際の、彼の暴言を笑って許しているようだ。
写真:: Sutton Images
ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、ハンガリーGPのレース中に自身をコース外に押し出したとして、ハースのケビン・マグヌッセンを批判した。レース後、マグヌッセンが母国語インタビューに応じていた際に”乱入”し、TVカメラの前で両者は言い争いをしたのだ。
ヒュルケンベルグがマグヌッセンのことを”グリッド上で最もスポーツマンらしくないドライバー”だと非難すると、マグヌッセンは放送禁止用語を使って彼にやり返した。
この一件はソーシャルメディア上で話題となった。その後、ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは汚い言葉を使ったマグヌッセンの擁護をした。
ヒュルケンベルグは火曜日、ドイツの『Sport1』で連載しているコラムの中で、今回の一件がこんな騒動になったことに驚いたと語った。その上で、彼はマグヌッセンをマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に”なりたがっている人”と表現し、彼に怒っていないとも明かした。
「今回のレースについて、多くの人々が話し合うことを望んでいる」
そう、ヒュルケンベルグは綴った。
「現時点で僕たちは、”フェルスタッペンになりたがっている人”とは、違うチャレンジをしているんだ」
「僕は、レース後にみんなのご機嫌を取るような人間じゃないし、誰かを侮辱する必要もない。もし僕が誰かと問題を抱えたなら、その人のところに行って、僕がどう思っているかを伝えるんだ」
「ファンは、生きた人間が争うスポーツを見られて満足だろうし、誰かが心の内を話すのを見るのが好きなんだ。これはF1にとっても楽しいことだ。特に、熱心で理解のある人々にとってはね」
「ケビンは、小さい弟のようなものだ。彼は、他の方法では自分を守ることができなかったんだ。だから、彼の発言を笑って流すのは簡単だ」
偶然にも、ヒュルケンベルグは月曜日の朝に、ブダペストの空港でシュタイナーと遭遇した。二人は笑顔で撮影した写真をSNSに投稿し、マグヌッセンの発言が問題ないことをアピールしている。
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