【F1】アリバベーネ「ヘルムート・マルコから教えてもらうことなんてない」
メキシコGP終盤にベッテルが見せた無線での暴言を、ヘルムート・マルコが批判しているが、アリバベーネはそれを突き放している。







メキシコGP終盤、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフェラーリのセバスチャン・ベッテルとの3番手争いの中でコースオフしてしまった。それでもベッテルの前に留まり続けたフェルスタッペンは、レース終了後にペナルティを科されてしまった。表彰台に上ったベッテルも、ダニエル・リカルドとの接触で後にペナルティを受けて5位に降格されている。
レッドブルのアドバイザーのヘルムート・マルコは、メキシコGPでベッテルが見せた、フェルスタッペンとF1のレースディレクターのチャーリー・ホワイティングに対する無線での暴言を批判し、『4度の世界チャンピオンの振る舞いにふさわしくない』と語った。
関連:ベッテルの振る舞いを批判するマルコ。「4度のチャンピオンにふさわしくない」
しかし、フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネは、ベッテルはホワイティングに謝罪したことから学ぶと自信を持っており、マルコが間違った意見を人々に広めていると考えている。
「私は、彼らが彼ら自身の問題について考えなければならないと思う」とアリバベーネは語った。
「他人を批判するのは正しくない」
「それが正しいやり方だ。それに、私はヘルムート・マルコやその他の人から”レッスン”を受けるつもりはない」
アリバベーネはフェルスタッペンのインシデントの直後に、ピットウォールで身振りも含めて不満を述べているのが国際映像に捉えられていたが、彼は可能な限りベストな結果を得ようという彼の情熱が、単に怒りにつながったと主張した。
「私は我々のチームの人間と話をしていた」とアリバベーネは語った。
「もちろん私は怒っていたが、それは他のチームには関係のないことだ。私はチームの人間に、チャーリーに話をしに行くように言っていたんだ」
「私は本当にレースに集中しているんだ。私は、このような人間性と情熱を持った人間だと、みんな知っているはずだ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
チーム | フェラーリ , レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Jonathan Noble |