【F1】アロンソのマネージャーのブリアトーレ、メルセデス移籍を否定
アロンソのマネージメントを担当するブリアトーレは、アロンソのメルセデス移籍の噂について、マクラーレンとの契約を尊重すると語った。






メルセデスのニコ・ロズベルグがチャンピオンを獲得した直後に電撃引退を発表したため、チームは後任のドライバーを探す必要に迫られている。
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、ロズベルグの代わりとしてマクラーレンのフェルナンド・アロンソが移籍する可能性について、「検討している」と語った。
しかしアロンソがF1にデビューして以来、彼のマネージメントチームに所属しているフラビオ・ブリアトーレは、マクラーレンとの契約が尊重されると主張している。
「シートが空くと、いつもフェルナンドの名前が挙がるのはなぜなんだ?」とブリアトーレは、イタリアの新聞紙ガゼッタ・デロ・スポルトとのインタビューで語った。
「(マクラーレンとの)契約があるし、我々はそれを尊重する」
アロンソは、先週のロズベルグのショッキングな発表の直後に、ウルフに話を聞いたドライバーのひとりであると見なされている。しかしながら、メルセデスがアロンソを選ぶことは決してないと考えられている。それは契約の問題だけでなく、メルセデスがテクニカルパートナーだった、マクラーレン時代の2007年に起きたアロンソとルイス・ハミルトンの確執と、”スパイゲート”事件へのアロンソの関与が、メルセデスの首脳陣に問題視されているためだ。
アロンソは以前にも2014年限りで契約を切り上げ、フェラーリを早期離脱した経験がある。しかしブリアトーレはその当時と現在では状況が異なり、チーム離脱はフェラーリの会長であったルカ・ディ・モンテゼモーロの承認の下で行われたものだと話した。
「当時とは状況が違うし、ルカとの合意があった」
「2014年にタイトルを獲得できなかったら、我々は契約を解除できることになっていた。ルカはその約束を守ったのだ。(マルコ)マティアッチが3年契約を提案してきたのは事実だが、我々はそれを断った」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | フェルナンド アロンソ |
チーム | マクラーレン , メルセデス |
執筆者 | Jonathan Noble |