【F1】アロンソの「パワー不足」は、システムの”混乱”が原因!?

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アロンソの予選Q2「ノーパワー」の原因は、アロンソがプーオンを全開で走ったことで、システムが混乱したことが原因だった。

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、予選Q2最後のアタックで「ノーパワー!」と訴え、そのアタックを中止し、Q3進出を逃した。この「ノーパワー!」の原因は、予選で初めてプーオンを全開で走ったことにより、エネルギーデプロイ(回生エネルギーの放出)に混乱が生じたためだったという。

 予選Q2の最終アタック、アロンソはチームメイトのストフェル・バンドーンのスリップストリームを使い、トップ10入りは確実と思われるペースで走っていた。しかしターン11とターン12の間で、アロンソはエネルギーのデプロイを受けることができなかった。

 ここで失ったパワーは約160馬力であると考えられており、アロンソはラジオで「0.5秒失った」と主張した。そのタイムロスは、彼がアタックを中断するのに十分なものだった。

 このエネルギーの欠如はマシンの故障ではなく、ホンダのシステムが自動的にデプロイを行わなかったことが原因だったという。motorsport.comの調べによれば、これはホンダのシステムが、マシンがコース上のどこにいるのか、混乱した結果であると考えられている。

 ホンダのデプロイのアルゴリズムは、スロットルの入出力により計算され、マシンがどのコーナーにいるのかを把握するようになっている。例えばスロットルがオフになった時、システムはコーナーを通過しているに違いないと考慮して動く。

 予選Q2最後のアタックでアロンソは、ターン10〜11の通称”プーオン”を全開で通過していた。そのためホンダのシステムは、アロンソが実際にはすでにターン11と12の間の直線を走っていたにも関わらず、コーナーを走行中だと認識したため、デプロイを行わなかったと考えられる。

 ホンダのF1プロジェクト総責任者である長谷川祐介は、この問題はコントロールシステムに関連していることを確認した。

「デプロイを行う時、我々はセグメントを設定します。そのセグメントは、通常ならスロットルで分割されます」

 motorsport.comの質問に、長谷川はそう答えた。

「時にドライバーは、いつもとは異なる操作をします。そのため、システムが混乱することがあり、いくつかの特定のエリアでは、デプロイをすることができませんでした」

 長谷川はこの件について、再発防止策を講じる必要があると語った。

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ベルギーGP
サーキット スパ・フランコルシャン
ドライバー フェルナンド アロンソ
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース