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【F1】アロンソ新型”スペック3”のエンジン投入。その効果を確認

アロンソはアゼルバイジャンGPの初日に新型のエンジンを投入。そのパワーアップが確認された。FP2のトラブルはギヤボックスだった。

【F1】アロンソ新型”スペック3”のエンジン投入。その効果を確認
Fernando Alonso, McLaren MCL32
Fernando Alonso, McLaren
Fernando Alonso, McLaren
Fernando Alonso, McLaren MCL32
Fernando Alonso, McLaren MCL32 and Esteban Ocon, Sahara Force India VJM10
Fernando Alonso, McLaren MCL32
Yusuke Hasegawa, Senior Managing Officer, Honda

 アゼルバイジャンGPの初日、マクラーレンのフェルナンド・アロンソのマシンに搭載されていた内燃エンジン(ICE)は、アップグレードされた”スペック3”と呼ばれるものだったようだ。

 フリー走行2回目でアロンソのマシンは、リヤから白煙を上げコース脇にストップした。アロンソは無線で「エンジントラブル!」と訴え、マシンを降りる時にはヘッドレストを放り投げるなど、怒りを露わにした。しかし、実際にはギヤボックスに起因するトラブルだった。

 この時アロンソが搭載していたICEは、アップデートが施された”スペック3”と呼ばれるものだったとみられている。アロンソは6基目のターボチャージャー(TC)とMGU-Hを投入したため、今回15グリッド降格となることが決まっているが、これに併せて4基目のICEとMGU-Kも投入している。

 この”スペック3”のICEは、ホンダが取り組んできた全てのアップグレード要素が含まれているわけではないとみられるが、その走行結果はエンジニアを勇気付けるには十分なものだった。その成果は特に直線スピードに見られた。

 このセッションでは、チームメイトのストフェル・バンドーンは”スペック2"のICEで走行していた。ふたりのドライバーが同じダウンフォースレベルで走らせると、アロンソはコントロールラインで342km/hの最高速を記録。一方のバンドーンが319km/hだったのに比べると、その速度差は明らかだ。

 フォースインディアのエステバン・オコンが記録したこのセッションでの最速記録は354km/hであり、その差がかなり縮まっていることがわかる。

 一定の効果を見ることができた”スペック3”のICEだが、アロンソは土曜日以降、旧型のスペック2に戻すという。前述の通り今回のアロンソは15グリッド降格のペナルティを受けることが決まっているため、無駄に走行距離を重ねたくないのだ。とはいえ今回走行したことで、信頼性の問題をチェックすることもできるだろう。

 このスペック3は、次戦オーストリアGPから、本格的に投入されることになるようだ。

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この記事について

シリーズ F1
イベント アゼルバイジャンGP
ロケーション バクー・シティ・サーキット
ドライバー フェルナンド アロンソ
チーム マクラーレン
執筆者 Jonathan Noble