【F1】アロンソ、チームの反応の悪さに苛立ち。「慈善事業じゃない!」

フェルナンド・アロンソは、チームの反応の悪さに苛立ちを感じており、開幕戦で"奇跡"を起こせる可能性はほとんどないと語った。

 マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、厳しいシーズンインを迎えることを覚悟している。その中で、マクラーレンとホンダの状況を好転させるために自らチームに発破をかけ、早急に行動するように促しているという。

「本当にイライラさせられる。不満だ」とアロンソは漏らした。

「でも、それが事実だし、うまくいけばこの状況を打破することができると思う」

「今僕たちが取り組んでいるのはF1なんだ。チームは何事にも強く、そして早く反応しなければいけない。誰も1時間、ましてや1日以上も待ってくれない」

「これはチャリティのためのゲームじゃない。F1なんだ。状況を改善する必要があるため、チームはギヤチェンジし、僕たちのレベルを上げ、激しく競争する。その間に、もしかしたらその挑戦を楽しむことができるかもしれない。そういうものだ」

 またアロンソは、開幕戦オーストラリアGPでチームが素晴らしい動きをすることはないと認めた。また、サバイバルレースになることだけが、唯一驚くべき結果を得られる希望だと語った。

「チームは状況を改善するために、ここ数週間で懸命に作業し、ようやく少しだけ戦えるようになったと思う。でも僕はF1において、たった2週間の作業で奇跡が起きるとは思えない」

「だから、僕は辛い週末になると考えている。僕たちは地に足をつけて物を考えなければいけない。僕たちは、解決すべきいくつかの問題をまだ抱えている」

「でも、これから迎えるのはテストではなく、レースだ。レースでは何かしらが起きることだろう。多くのマシンがリタイアする可能性もある。そういう希望があることも踏まえて、レースに向けて準備する必要がある」

「冬のテストでは1度もプッシュすることができなかったから、今回のレースではもう少しプッシュして、限界点を見つけることができれば良いね」

開幕戦でマイレージを稼ぐ

 マクラーレンのルーキードライバーであるストフェル・バンドーンも、パワーユニットのトラブルによって、テストプログラムを完了することができず、困難なシーズンオフをアロンソと共に過ごした。彼はシーズン開幕戦でマクラーレンができることは、マイレージを稼ぐことだと語った。

「今、僕たちの状況はかなり厳しい」とバンドーンは言う。

「厳しい冬のテストが終わった後のことは、何も想像できない。マシンにはいくつかの小さな変更が加えられると思う。明日のフリー走行では、マシンが改善されたのか確認する必要がある」

「僕たちにとって重要なのは、走行距離を少しでも稼ぎ、パッケージを理解し、それを最大限に活かすことだ」

「冬のテストプログラムを、僕たちが望んでいたように終わらせることができなかったのは確かだ。僕たちは今、困難な状況にいる。でも、僕たちは開幕戦の前に、チームがひとつとなって一生懸命に働き、マシンに新しいパーツを導入して、開幕戦に向けて改善しようとしていたことを知っている。僕たちがやらなきゃいけないことは、それを示すとことだ」

Additional reporting by Jonathan Noble and Edd Straw

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット アルバートパーク・サーキット
ドライバー フェルナンド アロンソ , ストフェル バンドーン
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース