【F1】アロンソ、ホンダPUトラブルを「正直言って去年と同じ」と指摘

アロンソは現状のPUにパワーと信頼性がないことよりも、チームが持つトラブルを解決する能力を懸念している。

 バルセロナで行われているシーズン前テスト中、トラブルが相次いでいるマクラーレン・ホンダ。第2回テスト2日目、フェルナンド・アロンソは今のマクラーレン・ホンダが置かれている苦境に対し、その責任の所在について指摘した。

「僕はシャシー側の責任というのはあまりにもかけ離れていると思う」

「僕たちが抱えているトラブルはひとつしかない。パワーユニットだ」

「信頼性がないし、パワーもない。全てのストレートで(他のチームのマシンよりも)30km/h遅い」

「30km/h遅くストレートを走行していては、マシンの感触を確かめるのが難しい。フィーリングは良いんだけど、通常のスピードに達した時に何が起こるのかわからない」

マクラーレンに必要なもの

 アロンソは、ホンダの状況について語った。彼にとって現状はホンダがF1に参戦し始めた2015年よりは悪くないが、昨年の冬の段階で抱いていた期待とは程遠いという。

「(現状は)正直言って昨年と同じだ」

「2015年は、今よりもさらに遅れをとっていたと思う」

「でも、今年は去年よりももどかしさを感じてしまう。冬の間にチームがレギュレーションの変更に適応できるものだと、とても期待していたんだ」

「間違いなく改善する必要がある。現状は理想とは程遠い。僕たちはビックチームなんだ。マクラーレンは長年に渡り、このスポーツを支配してきたし、タイトル争いをしてきた」

「マクラーレンにはビックチームとしての威厳が必要だ」

「チームの全員がこの事態に反応することを必要としている。団結して、密に連携をとっていく必要があるんだ。でも僕は間違いなく、チームから大きな反応があることを期待している」

アマチュアレベル

 またアロンソは、最大の懸念点がパワーユニットの信頼性のなさにあるのではなく、パワーユニットの出力を上げるためにどのような進歩を遂げられるかにあると述べた。

 彼は第1回シーズン前テスト初日にホンダが苦しめられたオイルタンクの設計上のトラブルは本来なら起こり得ないものだと考えている。

「オイルタンクのトラブルはアマチュアレベルのトラブルだ」とアロンソは語った。

「テスト初日から、パワーと信頼性が向上している」

「周回を重ねれば、様々なことがわかる。例えば、リヤキャリパーの温度など、ボディワークにも詰めが甘いところが見つかったりする」

「普通そういったチェックは、シーズン前テストの1日目か2日目で行われるものだ。僕らは毎日40周走っているけど、今やっていることは他のチームで言うテスト2日目をずっと繰り返しているようなものだ」

「僕たちはそういった小さなものを発見している。開幕戦を心配する必要はない。その頃の僕たちは、十分なレベルでレースするだけの準備ができているはずだ。唯一の疑問は、マクラーレン・ホンダにどれだけのパワーがあるのかということだ」

 彼はカタルニア・サーキットのターン3での感触を尋ねられたとき、パフォーマンス不足を冗談めかした。

「ああ、そうだよ。僕たちにとってはターン3だけに言える話じゃない」

 そうアロンソは語り、今のマクラーレン・ホンダは、コーナリングに気を使うほどのパワーを出し切れていないと説明した。

「僕たちにとって、全てのコーナーが全開だ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー フェルナンド アロンソ
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース