【F1】アロンソ、レースをスタートすることができず「悲しい」
アロンソは、トラブルが起きてどうすることもできず、レースに出られなかったことを「悲しい」と話した。




マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、フォーメーションラップ中にトラブルに見舞われ、マシンを止めざるを得なくなり、レースをスタートすることすらできなかった。
アロンソの悪夢はソチでも続いた。スタート前の無線でトラブルを報告した後、アロンソはフォーメーションラップを走りきることなくマシンを降り、レースをスタートすることができなかった。
アロンソはここまでの4レース全てでリタイアを喫している(バーレーンGPは完走扱い)。また、前回のバーレーンGPではチームメイトのストフェル・バンドーンがレースをスタートできなかった。これで今季マクラーレンのマシンがレースをスタートできなかったのは二度目となる。
アロンソは、「悲しいことだけど、どうすることもできなかった」と話した。
「フォーメーションラップを走り始めるとすぐに、通常のパワーを得ることができなかった」
「彼ら(チームスタッフ)はERSをリカバーするためにステアリング上でいくつかのことを変更するように言ってきたけど、どうしようもなくて、(フォーメーションラップの終盤に)マシンがストップした。今回はレースをスタートすることができなかった」
「最悪だ。僕たちはみんなレースに出ることを望んでいたけど、こういうことが起きてしまった。これもスポーツだ。ここにいるのにレースができないなんて、他にどうするのさ? 何もできないよ」
ホンダはアロンソがERSの問題に苦しめられていたと考えているが、アロンソはエンジンを分析するまで確実なことはわからないと話した。
「マシンをガレージに戻すまで、答えを出すことはできない。でもパワーユニットの問題ではある」
「今年はまだレースを完走できていないんだし、できる限り早く問題を解決できることを願っている。改善できる箇所はいくつかある」
現在アロンソは、すでにインディ500に集中している。アロンソは週明けにもアンドレッティ・オートスポートで、インディ500に向けたテストを行うことにもなっている。
「フライトを早めることができるかどうか考えてみたけど、できそうにないね。レースを見て、アイスでも食べるよ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | ロシアGP |
ロケーション | ソチ・アウトドローモ |
ドライバー | フェルナンド アロンソ |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Pablo Elizalde |