【F1】アロンソ、困難な開幕戦を覚悟「最善を尽くして週末を楽しむ」

ホンダが開幕戦に向けてPUを改善できると考えているにもかかわらず、マクラーレンのアロンソは初戦が『難しい週末』になることを覚悟している。

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、ホンダが開幕戦オーストラリアGPに向けてパワーユニットの改善を果たすことができると考えているにもかかわらず、メルボルンで難しい週末を過ごすことになると覚悟しているようだ。

 ホンダの新しいパワーユニットは信頼性が低く、パワーも不足していたため、バルセロナで行われた2回のプレシーズンテストで、マクラーレンの走行プログラムに大幅な支障が生じてしまった。

 ホンダは信頼性とエンジンマッピングの改善に取り組んでいるが、アロンソは開幕戦オーストラリアGPが行われるメルボルンで、事態が劇的に変わっているという”幻想”を抱いてはいないようだ。

「計8日間のテストで困難に直面した後、僕たちはメルボルンで難しい週末を過ごす覚悟ができている」と、開幕戦を前にアロンソは語った。

「僕たちは、持っているモノで最善を尽くす。チーム内では多くの仕事と共同作業が行われているが、開幕戦までにあまり時間がないので、大きな変化を起こす選択肢は少ない」

「パフォーマンスについて仮定や予測をする前に、信頼性の確保が第一歩だ。僕たちはできる限り週末を楽しめるようやってみるよ」

振動の改善

 ホンダは、テストで信頼性問題を引き起こした原因究明に取り組むだけではなく、開幕に向けてエンジンマッピングの改善にかなりの力を注いでいる。

 このマッピングの問題は、バルセロナでのテストでいくつかの問題を引き起こしたパワーユニットの振動の根本的な原因であると考えられている。

 ホンダのF1責任者である長谷川祐介は、マッピングやその他のエリアで改善が進んでいると語った。

「性能面ではドライバビリティ向上のため、マッピングを改善する余地がありました。さらなる分析を行うことで、メルボルンに向けて追加の変更を加えることができました」と彼は語った。

「私たちが正しい方向に向かっていることはわかっており、シーズンを通して競争力を高めるために努力を続けていきます」

マクラーレンの”答え”

 ホンダが必要とされる改善を果たせなかった場合に備え、メルセデスと将来のパワーユニット供給の可能性について予備的な会合を持ったとされるマクラーレン。彼らにとって、今週末の開幕戦はより正確に両者を比較する上で重要な週末になるだろう。

 マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは次のように述べている。

「セッションが進むにつれて、我々自身の長所と短所がどこにあるのかに加え、各チームの序列がわかっていくのは興味深い。我々はやりがいのある週末に向けて準備をしている」

「今シーズンはレースごとにアプローチしていく。我々にとって、オーストラリアは他のチームと比べてどこにいるのか、今後のグランプリに取り組むために何が必要なのかを理解するためのベンチマークになる」

「我々のパフォーマンスやリザルトについて、約束や予測をしようとは思わない。だが、マクラーレンとホンダは引き続きパートナーシップにおいてお互いを重要に考え、持っているパッケージを最大限に活用していく」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット Melbourne Grand Prix Circuit
ドライバー フェルナンド アロンソ , ストフェル バンドーン
チーム マクラーレン
記事タイプ 速報ニュース