【F1】アロンソ「13位を祝うことなどできない。優勝を争いたい」
マクラーレンのアロンソは、13位に終わったオーストラリアGP予選を「祝うべきことは何もない」と評価。勝利のために戦いたいと切望する。












戦前の評価では、最下位になる可能性も示唆されていたマクラーレン・ホンダ。しかしフェルナンド・アロンソはQ2進出を果たし、予選を13位で終えた。
アロンソはマシンからパフォーマンスのすべてを出し切ることができたと語る一方、13番グリッドは求めていた結果ではないと語る。
「僕はクルマからすべてを出し切れたと思う。その意味では満足している。しかし、13位という結果をを祝うべきことなんて何もない」
そうアロンソは語る。
「しかし、競争力と信頼性の面で、我々がどこにいるのか分かっていなかった。信頼性の面では、何とか問題なく走ることができた。そして今、予選で13位になった」
「本当の意味で僕らがどこにいるのか、それを知るためには数レース待たなければならない。しかし、長い道程があるだろう」
マクラーレンはオフシーズン、走行距離を重ねるのに苦労した。しかし、今週末は予想以上に悩まされてはいないと語る。
「バルセロナでは、僕らは十分に走ることができず、クルマを良く理解できなかった。今、僕らはマシンを細かくセッティングし、最高のモノを引き出すことができた。そういう意味では僕は満足だ」
「バルセロナでも言った通り、僕は今年、いつもより懸命に働いた。そして、いつもより早くここに着いたんだ」
「しかし僕らは13位であり、悲しいことだ。それ以上の言葉はないよ」
アロンソは、レースでポイントを獲得できたとしても、彼にとって大きな違いはないと語る。そして、トップ10フィニッシュを果たすためには、上位のクルマにトラブルが起きる必要があるということを認める。
「それは特に問題じゃない」
そうアロンソは語る。
「ポイントを獲ったとしても、そうじゃなかったとしても、僕にとってはあまり変わらない。僕は表彰台に上り、レースに勝ちたい。しかし、今の僕らはそんなポジションにはいない」
「明日はベストを尽くすが、ライバルたちの助けが必要だ。なぜなら、僕らにはポイントを争えるだけの力がないからだ」
【関連ニュース】
【F1】オーストラリアGP予選:開幕戦PPはハミルトンが獲得。ベッテル2位
【F1】「メディアは僕らの問題を誇張して騒いでいただけだ」とアロンソ
【F1】ホンダ長谷川氏「燃焼効率を上げた改良型PUの完成は2カ月後」
【F1】アロンソ、チームの反応の悪さに苛立ち。「慈善事業じゃない!」
【F1】ホンダ長谷川氏「不満を言われないエンジンを作るしかない」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | オーストラリアGP |
ロケーション | アルバートパーク・サーキット |
ドライバー | フェルナンド アロンソ |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Pablo Elizalde |