【F1】アロンソ、9月までに勝てれば「僕は残留する」と発言
フェルナンド・アロンソはマクラーレン・ホンダに対し、9月までに勝てればチームに残るが、そうでなければ”何か変えること”が必要だと語る。










フェルナンド・アロンソは、2015年にマクラーレン・ホンダに加入して以来、表彰台に登っていない。そしてアロンソとマクラーレンの契約は、今季限りで切れることになっている。
カナダGPの舞台であるモントリオールでアロンソは、「僕らは勝たなきゃいけない」と語った。
「もし9月前かそれに近い頃までに勝つことができれば、僕は決断を下す。残留するというね」
マクラーレンのエクゼクティブ・ディレクターであるザク・ブラウンは、ホンダとの関係について「深刻な懸念」があると述べ、チームは「限界に近い」と語った。
9月までに勝つことができなければ、間違いなくマクラーレンを離れることになるのかと尋ねられたアロンソは、次のように語った。
「6月の時点で、来年のことについて100%決めることはできない。僕はまだ、それを考え始めてもいない」
「僕らは全員、勝つことを望んでいる。昨日のザクのコメントは、あなた方がザクが言うことを期待したものだろう。彼は勝つことを望んでいる。彼はチャンピオン候補のポジションに、再びマクラーレンを置きたいと思っているんだ」
「我々はこの3年間、そういうポジションにいない。だから何かを変える必要があると思う。彼と同じように、僕も勝ちたい。そしてワールドチャンピオンになりたいからこそ、僕はこのプロジェクトに参加したんだ。しかし、僕らはそのポジションにはいない」
「もし物事が変わらず、戦えるポジションにいないのなら、多分プロジェクトを変更する必要がある。それが、今僕が言うことができるすべてだ。9月もしくは10月に自分自身と向き合うまで、僕は100%のことは何も言えない」
アロンソはモナコGPを欠場し、インディ500に参戦した。アロンソはこの経験が、F1での将来に影響することはないと語る。
「3回目のワールドチャンピオンを獲るのが、僕の最優先事項だ。そしてこの16年間、F1マシンをドライブするためのスキルを磨いてきた」
そうアロンソは語る。
「F1は、僕がドライブできる最高のクルマだ。もしこの選手権で成功できなかったり、勝てなくても、僕はどんなシリーズでもレースできるし、どんなシリーズでも勝つことができることを知っている」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | フェルナンド アロンソ |
チーム | マクラーレン |
執筆者 | Matt Beer |