【F1】ウイリアムズのニールセン、今後はブラウンの元でF1運営に従事
ウイリアムズのスポーティング・ディレクターであるスティーブ・ニールセンは、7月末でその役割を終え、今後はF1運営に携わるようだ。

ウイリアムズのスポーティング・ディレクターであるスティーブ・ニールセンは、今後F1のモータースポーツ・マネージングディレクターであるロス・ブラウンの元で稼働するプロジェクトに加わるようだ。
イギリスGPは、ニールセンがウイリアムズのスポーティング・ディレクターとして参加する最後のレースとなった。今後ニールセンはF1の運営に携わり、スポーティング部門主任という役職を担っていくという。
現在ブラウンは、2021年に向けて新しいエンジン規制を導入するために、将来的なF1の方向性を定義するプロジェクトに協力できる元F1チームのスタッフを集めている。
5月、F1はジェイソン・サマービルがエアロダイナミクス部門主任、クレイグ・ウィルソンがビークルパフォーマンス部門主任、さらにナイジェル・カーがモータースポーツ・ファイナンシャルディレクターに就任したことを発表した。
F1に加入後、ニールセンはF1チームの日常的な運営方法に関するインプットを提供するというタスクを与えられるようだ。またFIAとチーム代表間で行われる競技規則会議に商業権保有者を代表して参加し、将来のレギュレーションの枠組みを検討する重要な役割を担うという。
30年前以上からパドックで親しまれ、多くの人々から尊敬されるニールセンは、ウイリアムズに加入する前に、チーム・ロータスやティレル、ベネトン/ルノー、ホンダ、アローズ、ケータハムに在籍していた。
7月31日でニールセンはウイリアムズを離脱し、それに代わって元マクラーレンのデーブ・レディングが、7月17日より正式に彼の役職を引き継いでいる。
ウイリアムズは、チームを離れるニールセンに対し、餞別として寄せ書き付きのエンジンカバーをプレゼントした。
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シリーズ | F1 |
執筆者 | Adam Cooper |