【F1】ウイリアムズ「ストロールがミスするのを受け入れる準備がある」
ウイリアムズのテクニカル部門を率いるパット・シモンズは、ランス・ストロールが来季ミスを犯すのを受け入れる用意があると語る。





今季のヨーロッパF3選手権の王者であるランス・ストロールは、まだ若干18歳。来季はバルテリ・ボッタスのチームメイトとして、ウイリアムズからF1デビューすることが決まっている。ストロールは、来年のF1グリッドで最年少のドライバーということになる。
ウイリアムズのテクニカル部門を率いるパット・シモンズは、ストロールにとってミスを犯すことが、成長を促すプロセスの一部になると考えている。
シモンズはロイター通信のインタビューでも、「もちろん彼はミスを犯し、我々はマシンを修理することになるだろう」と語っている。
「そういうことが起きるのは、過程の一部だ」
「彼のF3でのキャリアを見れば、2015年はクラッシュが多かった。特にモンツァでの一件は、驚くようなものだった」
そうシモンズが語る通り、ストロールは2015年のモンツァでのレースで、大クラッシュを引き起こしている。
しかしその後、ストロールは2016年のヨーロッパF3選手権を席巻し、14勝を挙げてタイトルを獲得した。
彼にはF1での経験が不足しているのを認めつつも、シモンズはストロールとの契約が”本物”であることに疑いを持っていない。
「多くのスキルと成熟がなければ、彼はその選手権に勝つことはなかった」
そうシモンズは語る。
「若いのにもかかわらず、彼はどんなコンディションでもかなりうまくこなしている」
「彼はうまくレースし、そして先頭をリードした。ウエットでのドライビングもうまい。彼の契約は本物だ」
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | ランス ストロール |
チーム | ウイリアムズ |
執筆者 | Pablo Elizalde |