【F1】ウルフ、バクーでの事件について「ベッテルの言い分を聞きたい」

メルセデスのトト・ウルフは、アゼルバイジャンGPでの”事件”について、ベッテルの意見を聞きたいと考えているという。

 メルセデスのトト・ウルフは、アゼルバイジャンGPのルイス・ハミルトン(メルセデス)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の間に起きた”事件”について、その責任の所在を判断する前に、ベッテルと話をしたいと語った。

 ベッテルは、アゼルバイジャンGPの決勝でハミルトンに対して”危険なドライビング”を行ったとして、10秒のストップ&ゴー・ペナルティとペナルティポイント3が科せられた。ベッテルは、セーフティカー先導中にハミルトンがブレーキテストを行い、追突を誘発したと感じて激昂。側面からハミルトンのマシンに体当たりを食らわせたのだ。

 ハミルトンはこの件について、ベッテルを”恥じるべき”と糾弾した。しかしメルセデスのエクゼクティブ・ディレクターであるトト・ウルフは、なぜベッテルがこのような行動を行ったのか、より良く理解したいと考えている。

 ハミルトンが語るように、ベッテルの行為は”恥ずべきもの”だったと思うかと尋ねられたウルフは、motorport.comに対して次のように答えた。

「ご存知の通り、レースカーに乗った時は、感情が非常に高まっている。過去にも見てきたように、バイザーを下ろすと、自分自身のことしか考えなくなってしまう。だから、セバスチャンを擁護するつもりはないが、彼が『ルイスがブレーキテストをした』と思っているという唯一の説明を推測するしかない」

「我々はデータにおいて、セーフティカーが150m先にいたことを確認している。だから、それ(ベッテルの認識)は間違ったものだった」

「私は、彼が体当たりをした理由をほとんど想像することができない。だから、彼の声を聞かずに判断するよりも、彼と個人的に話し、事件について彼の言い分を聞きたい」

 ウルフはペナルティの大きさについても考える必要があると考えているという。

「もしドライバーは怒りに任せて意図的にそういうことをするなら、ペナルティの大きさについて考える必要がある」

「もちろん、彼は4度ワールドチャンピオンに輝いたドライバーだし、我々は若いドライバーたちに対して、許されるものとそうではないものに対してその模範を示している」

「今回の件は私には理解するのは難しい。それをしたことで何も変わらなかったのだから」

 ベッテルを無条件に批判したくはないと語るウルフだが、ハミルトンは完全に無実であると確信している。

「まず第一に、先頭のドライバーがペースを管理することができる」

 そうウルフは付け加えた。

「セーフティカーは彼のわずか150m先だった。そしてそれ以前のリスタートで、彼がセーフティカーを抜いたのは、ほとんどセーフティカーライン上だった。だから、彼があの時点で加速するということはありえないことだった」

「データを見れば、ブレーキをかけていないことが分かる。彼がコーナーを抜け、スロットルを抜いたところで、セバスチャンが彼に追突した。私は、これを認めることができると思う。バイザーを降ろしてしまえば、セバスチャンはリスタートでミスをしたくなかった。しかし、ルイスの側には何も間違ったことはない」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 アゼルバイジャンGP
サブイベント Sunday Race
サーキット バクー市街地
記事タイプ 速報ニュース
タグ toto-wolff