【F1】オコン、「今年はクラッシュが増える可能性がある」と危惧

フォースインディアのオコンは、今年のマシンは、一度のミスからクラッシュにつながる可能性が増えると考えている。

 今シーズンからフォースインディアのマシンをドライブするエステバン・オコンは、よりワイドになった今年のマシンは、ドライビングが難しくなり、クラッシュする可能性が増加していると話した。

 今週末に行われるF1の開幕戦オーストラリアGPで、新仕様のF1マシンがレースデビューを迎える。ダウンフォースが大幅に増えた今年のマシンは、あらゆるサーキットでコースレコードを更新することが予想される。

 しかしプレシーズンテストからは、今年のマシンがより限界に近づいており、マシンが限界を超えた場合、急にバランスを崩しコースオフするという傾向が読み取れた。

 キミ・ライコネン(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ダニエル・リカルド(レッドブル)らは、テストでミスをした後にスピンを喫した。フォースインディアのエステバン・オコンは、マシンが限界点に達した際、今年のマシンのドライビングが難しくなっていると考えている。

 彼は、今年ミスが起きる回数が増えるとは考えていないが、ミスを犯した場合はただスピンするのではなく、よりインシデントにつながりやすくなるだろう考えている。

 今年はトラブルが起こる可能性が増えるかどうかを尋ねられたオコンはmotorsport.comに対し、「ミスが増えることはないと思う。でもミスを犯したら、多くのものを失うことになるだろう」と話した。

「今年のマシンでは、前のマシンに追いつくことが難しくなっているし、後ろのマシンはバランスを崩してコースオフしてしまう。以前はスライドしてでも追いつくことができたけど、今年はそれが難しい」

オーバーステア傾向にあるマシン

 オコンは、ワイドになった今年のマシンには、限界に達した際に急にオーバーステアが起きる傾向があると話した。

「ある程度のスピードでコーナーにさしかかったときに、限界点を見つけることはすでに難しくなっている」

「そしてマシンのコントロールを失い始めると、明らかにドライビングが厳しくなる」

「タイヤもワイドになっているし、コントロールを失い始めると、以前よりもバランスを崩しやすくなる。冬のテストでも何人かのドライバーがそうなっていた」

「フィジカル的には、もっと厳しくなっている」

「フィジカル面から考えると、全体的にマシンのドライビングは厳しくなっていると思う。でも普通にドライブする分には、そうなっているとは感じられない」

コーナーリングスピードは一番

 レッドブルのリカルドは、いくつかの高速コーナーでのコーナーリング速度が明らかに速くなっており、F1マシンは”リスペクトされる”ようなレベルに戻っていると話した。

「とても良くなっていると思う」とリカルドは話した。

「高速コーナーが最も楽しいと思う。F1マシンが他のカテゴリーと比べて差をつけることができるのは、コーナーリングの速度だ」

「ストレートラインでのスピードは重要だけど、僕たちよりも速く(ストレートを)走ることができるマシンもある。ドラッグカーとかね。F1マシンといえば、コーナーリングの能力に定評がある」

「バルセロナのターン3では、昨年よりも最低速度が40km/h近くも速くなっていた。これまでは220km/hだったが、今では260km/hくらいだ。大きな違いだし、もちろんより楽しくなった」

「観客としては、お金を払ってレースを見に来て、僕たちのコーナリングスピードを見たら、払った金額以上のものを得ることができると思う。良い経験になるよ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー エステバン オコン
チーム ルノーF1チーム
記事タイプ 速報ニュース