【F1】オーストラリアGP主催者「アデレードはF1復活を夢見るだけだ」

F1を開催するメルボルンの代表は、アデレードはF1を再開催する”夢”を見ることができるだけだと話した。

 アデレード市議会は、再度アデレードでF1を開催することを南オーストラリア州政府に要求していたが、メルボルン側はこの件を”アデレードの夢”だと一蹴した。

 今月初旬、オーストラリアのアデレード市議会は、もう一度アデレードでF1を開催することは可能かどうかを検討するよう、南オーストラリア州政府に正式な要請を提出した。

 グランプリのプロモーターであるオーストラリアGPコーポレーション(AGPC)のCEOを務めるアンドリュー・ウェスタコットはmotorsport.comに対し、オーストラリアGPはメルボルンでの開催を続けることを明らかにした。

「私にはふたつの考えがある」とウェスタコットは話した。

「ひとつは、我々には2023年までの(F1開催の)契約がある。これはとても強固で、我々もF1側も合意しているものだ。そしてF1とは素晴らしいパートナーシップを結んでいる。この関係は長きに渡って続いているし、より良くなっていくだろう」

「もうひとつは、これ(アデレードでのF1開催)は”アデレードの夢”だ。なぜなら、F1は我々の下で開催しているからだ。メルボルンはF1開催を成功させている。私は(メルボルンのある)ビクトリア州の人間のようなものだし、F1がどこか他の場所へ行くことなど望んでいない」

 アデレードでは、初めてオーストラリアでF1が開催された1985年から1995年までレースが開催され、1996年以降のオーストラリアGPの開催地はメルボルンに移っている。

 また南オーストラリアの観光大臣であるレオン・ビッグネルは、地元の財政的なサポートがないことを引き合いに出し、アデレードでの開催要請を重視していなかった。

 さらにウェスタコットは、メルボルンでのレースに投資することは問題ではなく、オーストラリアGPを改善し続けていくということを明かした。

「我々はF1を開催することを愛しているし、エキサイティングなレースでシーズンを始めてほしい」

「極めて重要なことだが、我々はF1を開催出来なくなるという心配はしていない」

「もし我々が、ファンが払った金額に見合うものを用意できなければ、ファンはどこか他の場所に行くという選択肢を持つことになる。我々は全てにおいて、”ファーストクラス”レベルのものを提供しなければならない」

 さらに彼は、AGPCのやり方は、F1の新オーナーであるリバティ・メディアがレースの開催契約の延長を考慮するための手助けになると考えている。

「そういうわけで、我々はとても興奮している」

「F1の開催においては、メルボルンは他に負けない場所だ。我々はみんな、もっと良くなっていくことをわかっている」

「スプリング・レーシング・カーニバル(競馬のコックス・プレートなど)が行われればそれを見に行くし、全豪オープン(テニス)だってクリケットだってそうだ」

「レース開催やファンの獲得など、すべてのアイデアを改善していきたい。ファンに素晴らしいものを提供するためにも、我々がF1と完璧に提携することがカギとなる」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット Melbourne Grand Prix Circuit
記事タイプ 速報ニュース