【F1】オーストラリアGP FP3:跳ね馬首位。0.4秒差でメルセデスを下す

オーストラリアGPフリー走行3回目(FP3)は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。

 3月25日土曜日11時(日本時間12時)に行われたオーストラリアGPフリー走行3回目(FP3)は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。

 オーストラリアGP2日目は雨予報であったが、何とか天候に恵まれ、ドライコンディションで行われた。気温27度、路面温度35度である。

 初日の走行でザウバーのパスカル・ウェーレインは体力面に不安を覚えたため、本日のセッションよりフェラーリのサードドライバーであり、オフシーズンテストでもウェーレインの代役を務めたアントニオ・ジョビナッツィが引き継ぐこととなった。

 セッションスタートと共に、ハースのふたりがコースイン。それにメルセデス勢が続いた。

 まずはレッドブルのダニエル・リカルドがスーパーソフトタイヤで1分25分589を記録。その後、フェラーリのキミ・ライコネンがウルトラソフトタイヤで1分24秒874、チームメイトのベッテルが、同じコンパウンドで1分24秒308を記録した。

 セッション早々からタイムアタックを行うフェラーリ勢。しかし、ライコネンがターン13のコース外で停車し、チーム無線で左リヤタイヤの異常を訴えた。ライコネンはコースに復帰してピットに戻り作業に入った。その間にベッテルはさらにタイムを更新し、1分23秒989をマークした。

 マクラーレン勢は、ストフェル・バンドーンがセッション序盤でインスタレーションラップを1周行った後、ピットへ帰還。フェルナンド・アロンソは、セッション開始から20分後にピットアウトした。

 セッション開始から25分後、メルセデスのバルテリ・ボッタスが、スーパーソフトタイヤで1分24秒628をマーク。チームメイトのルイス・ハミルトンも、同コンパウンドでアタックし1分24秒542を記録した。

 セッション後半に差し掛かったところで、ライコネンが新品のウルトラソフトタイヤでコースイン。リカルドもウルトラソフトタイヤに履き替えタイムアタックを行なった。ライコネンは1分23秒988でトップタイムを更新するものの、リカルドは1分25秒124で5番手にとどまった。

 セッション残り23分というところで、ウイリアムズのフェリペ・マッサがマシンの不調を訴えた。どうやらブレーキに違和感を覚えたようだ。

 ハースのロマン・グロージャンは、フロントに苦労しているとチーム無線で訴えるものの、1分25秒581を記録し、この時点で6番手タイムを記録した。

 セッション残り20分で、新品ウルトラソフトタイヤを投入したベッテルが1分23秒380をマークし、さらにトップタイムを更新した。その後、ウルトラソフトタイヤを装着したメルセデス勢がタイムアタックするものの、ボッタスは1分23秒859、ハミルトンは1分23秒870とベッテルから0.4秒離された。

 セッション終盤でルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、ウルトラソフトタイヤを装着し、1分25秒063を記録し、リカルドのタイムを上回った。

 セッション残り10分というところで、ウイリアムズのランス・ストロールがターン11のアウト側にクラッシュ! コーナーの出口で立ち上がる際に、ストロールのマシンのリヤが滑り、右リヤタイヤをウォールにヒットしてしまったのだ。その後、コース中央にマシンをストップさせてしまったことで赤旗が出された。すぐにマシンの回収作業が行われるものの、時間切れとなり、そのままフリー走行3回目は終了した。

 各車ウルトラソフトタイヤを履いてコースイン、予選シミュレーションを行おうとした矢先の赤旗中断。一発アタックを試すことができないまま、予選を迎えることになった。

 マクラーレン勢は、セッション後半でバンドーンがコーナリング中にリヤが滑り出したのがきっかけで、ピットイン。アロンソとバンドーンは14番手、15番手タイムで最後のフリー走行を終えた。

 結局、メルセデス勢に0.4秒差をつけたベッテルがトップタイムを記録した。メルセデスのふたりが2番手3番手タイム。その後にライコネンが続いた。ヒュルケンベルグが5番手。リカルドがその0.02秒差で6番手、リカルドの0.4秒差でグロージャンが7番手につけた。トロロッソのふたりがスーパーソフトタイヤでのタイムで8番手9番手につけている。10番手はケビン・マグヌッセン(ハース)だ。

 オーストラリアGP予選は、この後14時(日本時間15時)より行われる。

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ClaドライバーChassisエンジンLaps時間ギャップインターバルkm/h
1 germany  セバスチャン ベッテル  Ferrari Ferrari 12 1'23.380     228.961
2 77  finland  バルテリ ボッタス  Mercedes Mercedes 12 1'23.859 0.479 0.479 227.653
3 44  united_kingdom  ルイス ハミルトン  Mercedes Mercedes 12 1'23.870 0.490 0.011 227.623
4 finland  キミ ライコネン  Ferrari Ferrari 10 1'23.988 0.608 0.118 227.303
5 27  germany  ニコ ヒュルケンベルグ  Renault Renault 10 1'25.063 1.683 1.075 224.431
6 australia  ダニエル リカルド  Red Bull TAG 15 1'25.092 1.712 0.029 224.354
7 france  ロマン グロージャン  Haas Ferrari 11 1'25.581 2.201 0.489 223.072
8 55  spain  カルロス サインツ Jr.  Toro Rosso Renault 11 1'25.948 2.568 0.367 222.120
9 26  russia  ダニール クビアト  Toro Rosso Renault 11 1'26.049 2.669 0.101 221.859
10 20  denmark  ケビン マグヌッセン  Haas Ferrari 11 1'26.138 2.758 0.089 221.630
11 19  brazil  フェリペ マッサ  Williams Mercedes 15 1'26.237 2.857 0.099 221.375
12 33  netherlands  マックス フェルスタッペン Red Bull TAG 7 1'26.269 2.889 0.032 221.293
13 11  mexico  セルジオ ペレス  Force India Mercedes 12 1'26.457 3.077 0.188 220.812
14 14  spain  フェルナンド アロンソ  McLaren Honda 7 1'26.556 3.176 0.099 220.560
15 belgium  ストフェル バンドーン  McLaren Honda 9 1'26.699 3.319 0.143 220.196
16 31  france  エステバン オコン  Force India Mercedes 16 1'27.103 3.723 0.404 219.174
17 18  canada  ランス ストロール  Williams Mercedes 12 1'27.327 3.947 0.224 218.612
18 sweden  マーカス エリクソン  Sauber Ferrari 10 1'27.402 4.022 0.075 218.425
19 30  united_kingdom  ジョリオン パーマー  Renault Renault 12 1'28.320 4.940 0.918 216.154
20 36 italy  アントニオ ジョビナッツィ Sauber Ferrari 18 1'28.583 5.203 0.263 215.513
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この記事について
シリーズ F1
イベント名 オーストラリアGP
サーキット Melbourne Grand Prix Circuit
記事タイプ 速報ニュース