【F1】カナダ予選詳報:ハミルトン、セナに並ぶ65回目PPはレコード決着

F1第7戦カナダGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

【F1】カナダ予選詳報:ハミルトン、セナに並ぶ65回目PPはレコード決着
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB13
Sergio Perez, Sahara Force India VJM10
Kimi Raikkonen, Ferrari SF70H
Valtteri Bottas, Mercedes-Benz F1 W08 and Lance Stroll, Williams FW40
Esteban Ocon, Sahara Force India VJM10
Kerb detail
Sebastian Vettel, Ferrari SF70H
Marshals observe Max Verstappen, Red Bull Racing RB13
Lewis Hamilton, Mercedes-Benz F1 W08
Kimi Raikkonen, Ferrari SF70H
Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB13
Valtteri Bottas, Mercedes-Benz F1 W08
Rolex clock
Daniil Kvyat, Scuderia Toro Rosso STR12

 F1第7戦カナダGPの予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。

 ハミルトンはこのカナダGPでレコードラップを記録。さらに、通算65回目のポールポジションとなったハミルトンは、アイルトン・セナの記録に並んだ。

Q1:バンドーン、またもやQ1敗退

 現地時間13時から、17分間に及ぶQ1セッションがスタート。同時にトロロッソのふたりがコースインした。

 まずは予選Q1で唯一スーパーソフトタイヤを装着したフェラーリのふたりがアタックラップに入り、セバスチャン・ベッテルが1分13秒548を記録。それをキミ・ライコネンが0.2秒上回るも、さらにベッテルがタイムを1分13秒046まで更新して首位の座を奪い返した。

 セッション残り10分を切ったところで、フェラーリから遅れてコースインしたメルセデスがアタックラップに入り、バルテリ・ボッタスが1分12秒864を記録して首位となった。その4分後にルイス・ハミルトンがトップタイムを塗り替えるも、ボッタスはさらにタイムを更新して、1分12秒685をマークした。

 セッション残り3分のところで、メルセデス、フェラーリ、フォースインディア、フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)がピットイン。残りの14台は走行を続けた。

 残り1分のところで、Q1生き残りをかけてアタックラップに入ったザウバーのパスカル・ウェーレインが、ターン1のブレーキングでリヤを滑らせたことでスピン。コントロールを失ったマシンは、リヤからタイヤバリアにクラッシュした。それが原因でセクター1にイエローフラッグが振られた。

 その時点でQ2進出圏外にいたストフェル・バンドーン(マクラーレン)、ランス・ストロール(ウイリアムズ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、マーカス・エリクソン(ザウバー)はタイムアップすることができず、そのままQ1敗退となってしまった。

Q2:アロンソQ2敗退で12番手

 15分間の予選Q2セッションスタートと同時にマッサとトロロッソ勢がコースインした。

 まずは、ハミルトンが1分12秒496をマークしトップタイム。それにライコネンが0.084秒差で続いた。3番手のボッタスはライコネンとたった0.004秒差だった。4番手のベッテルはトップのハミルトンと0.2秒差、5-6番手のレッドブル勢は0.3秒差という格好だった。

 残り4分のところで、ほとんどのドライバーが一斉にピットイン。ラストアタックに向けて準備を整えた。その1分後、ベッテル以外の14台のマシンがコースインした。ベッテルは最初のアタックのみでQ2を突破できると判断。ピットにとどまったのだ。

 チェッカーフラッグが振られる中、トロロッソのダニール・クビアトは右リヤタイヤをウォールにヒットさせてパンクを喫したため、ラストアタックを台無しにしてしまった。

 またフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)もセクター1・2で好タイムを記録し自己ベストを更新したもののセクター3がふるわず、10番手のヒュルケンベルグに0.2秒差つけられ、12番手で終わった。

 結局、Q2敗退となったのは、クビアト、アロンソ、カルロス・サインツJr.(トロロッソ)、ロマン・グロージャン(ハース)、ジョリオン・パーマー(ルノー)だった。

Q3:ハミルトン、通算65回目のPP。セナに並ぶ

 12分に及ぶ予選Q3スタートと同時に、ベッテルがコースイン。それにヒュルケンベルグ、ハミルトン、ライコネン、ボッタスという隊列で続いた。

 まずはベッテルが1分12秒423をマークするも、ハミルトンがモントリオールにおける新たなレコードラップとなる1分11秒791を記録し、トップタイムを塗り替えた。それにボッタスが0.3秒差、ライコネンが0.5秒差で続いた。

 残り4分のところで、ベッテル以外の全ドライバーがピットイン。ベッテルは早々に2回目のアタックに突入しており、クリアラップを取ってタイムアップを図るも、記録したタイムは1分11秒795。ハミルトンに僅か3/1000秒及ばなかった。

 残り3分のところで再びハミルトンがコースイン。全セクターでベストタイムを叩き出したハミルトンは、自己ベストラップを約0.3秒更新。1分11秒459を記録した。

 Q3で2度目のアタックを終えたベッテルは急いでピットに戻り、なんと3回目のコースイン。そのラストアタックに全力をかけるも、ハミルトンに0.330秒及ばず、2番手となった。

 結局、ポールポジションを獲得したのは、圧倒的な速さを見せたハミルトンだった。2番手はベッテル、3番手にはボッタスが続いた。

 4番手以下はライコネン、フェルスタッペン、リカルド、マッサ、セルジオ・ペレス(フォースインディア)、エステバン・オコン(フォースインディア)、ヒュルケンベルグとなった。

 通算65回目のポールポジションとなったハミルトンは、アイルトン・セナの記録に並んだことが讃えられ、アイルトン・セナが生前使用していたヘルメットをプレゼントされるというサプライズを受けた。

 ハミルトンはそのサプライズを知り、ヘルメットを前に息を詰まらせた。その後は喜びを爆発させ、セナのヘルメットを片手にファンの声援に答えた。

 F1第7戦カナダGPの決勝は、日本時間6月12日3時よりスタートする。

【リザルト】F1第7戦カナダGP予選結果

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シリーズ F1
イベント カナダGP
ロケーション サーキット・ジル・ビルヌーブ
執筆者 Pablo Elizalde