【F1】カナダFP3詳報:ベッテルが首位。2番手ライコネンに0.2秒差
F1第7戦カナダGPのフリー走行3回目(FP3)が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。











F1第7戦カナダGPのフリー走行3回目(FP3)が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。
モントリオール2日目は快晴に恵まれ、現地時間10時の段階で気温19度、路面温度29度というコンディションだった。
グリーンシグナルが点灯し、カナダGP最後のフリー走行がスタート。それと同時にフェラーリのキミ・ライコネン、セバスチャン・ベッテルがコースインし、ハースのふたりがそれに続いた。
まずはソフトタイヤを投入したフェラーリ勢は、インスタレーションラップを2周ほど行ってガレージに入った。入れ替わるようにレッドブルのダニエル・リカルドがウルトラソフトタイヤでコースインし、早速予選シミュレーションを決行。1分15秒472をマークした。
しばらくしてフェラーリ勢がウルトラソフトタイヤに履き替え、2回目のコースインを行った。
セッション開始から15分後、メルセデスのふたりも1回目のコースイン。その間、ベッテルが1分13秒015までトップタイムを更新した。ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、スーパーソフトタイヤで1分13秒614という2番手タイムを記録。同僚のバルテリ・ボッタスが同じタイヤコンパウンドで1分13秒905を記録し、ハミルトンに続いた。
セッションが後半に移ろうかというところで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがスーパーソフトタイヤで1分13秒763を記録し、メルセデスのふたりの間に割って入った。
タイヤをリフレッシュしたフェラーリ勢がコースインし、まずライコネンがベッテルの0.002秒差に迫るタイムを記録するも、それを引き離すかのように、ベッテルは1分12秒704という圧倒的なタイムを記録した。ベッテルの勢いは止まらず、順調にベストタイムを更新していく。
メルセデス勢もウルトラソフトタイヤを投入。ハミルトンが1分12秒926をマークするも、ベッテルからは0.3秒以上の差がついた。
セッション残り5分のところで、ウルトラソフトタイヤに履き替えたフェルスタッペンが1分12秒965をマーク。ハミルトンの0.039秒差につけた。
結局トップタイムとなったのは、1分12秒572を記録したベッテルだった。2番手は0.2秒差のライコネン。ハミルトンは3番手となった。
4番手以下は、フェルスタッペン、ボッタス、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)、リカルド、エステバン・オコン(フォースインディア)、カルロス・サインツJr.(トロロッソ)という順位だった。
マクラーレン勢はセッション序盤から走行を重ね、最終的にはフェルナンド・アロンソが12番手、ストフェル・バンドーンは16番手に終わった。
カナダGP予選はこの後、日本時間6月11日午前2時より行われる。
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この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | カナダGP |
ロケーション | サーキット・ジル・ビルヌーブ |
執筆者 | Lawrence Barretto |